自力で勝つこととラインで勝つことは全然違う、脇本雄太が抱える“番手の経験不足”の課題

  • 脇本雄太は3月取手競輪「第8回ウィナーズカップ(GII)」で久しぶりのビッグレース優勝を飾った。自力ではなく、窓場千加頼の番手で、3番手を古性優作が回る布陣だった。「ラインの力で勝てたことが」と今までと違う喜びを感じた。しかし、喜びよりも課題克服への意識も強く感じるレースだった。(取材・構成:netkeirin編集部)脇本雄太(撮影:北山宏一)ウィナーズカップにいたのは強気のチカヨリ 窓場千加頼(32歳・京都=100期)とは3月取手「第8回ウィナーズカップ(GII)」の前の松山記念(金亀杯争覇戦)準決で同じレースだった。その時は「千加頼君が後ろを、ということだったので」と脇本雄太(34歳・福井

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