取手記念の取材を振り返って

  •  雑談の中から真実の言葉を引き出すのが、有能な記者だと思っている。それには、普段からの雑学や教養、こちら側の言葉のセンスや競輪の知識、当たり前だが信頼関係も大切になってくる。この年になると周りからの目を気にしなくなったり、人から好かれたいと思わなくなる。中継番組に出たりするとアンチの言葉も多いが、敢えて耳を傾けるようにしている。 ただ、新規ファンが増えて、間違った競輪に行くのは心を痛めている。少数意見でもネットでの拡散で、大きな意見に見えてしまうからだ。やはり、取手記念の前検日も佐藤慎太郎先生とその話題になった。佐藤慎太郎「競輪の間口が広がり、新たなファンが増えたのは良い事。昔からの競輪ファ

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