【施設整備等協賛競輪】豊田美香が初めての…

2025/10/19(日) 18:09

別府競輪「施設整備等協賛競輪・GIIIナイター」は19日に最終日を開催。1RのL級ガールズ一般に出走した豊田美香に話を聞いた。

「デビューしてから初めて差しで1着が取れた」と話した豊田美香

 1Rは人気を集めた熊谷芽緯が前受けから突っ張り先行。熊谷後位で絶好の流れになった豊田美香が追い込んで、7節前の大宮最終日以来となる1着ゴール。

「車番が良かったので、刈込さんか熊谷さんの後ろを取れたらいいなって思っていたら、熊谷さんが前になった。刈込さんを突っ張ってくれたし、永塚さんが後ろで車を外に持ち出して来ていたし、自分も車を外しながら状況を見ていました」

 永塚の捲りが不発に終わると、駆けた熊谷の末脚が甘くなったところを直線で鋭く追い込んだ。

「実は差しが苦手で…。2センターからは気持ちを入れて踏みました。捲りの方が得意なんですよ。スピードが上がっているところで速く追い込むのがうまくできなくて…。前を抜けなくてマークの決まり手が付くことが多い。デビューしてから初めて差しで1着が取れた。目標は何でもできるようになりたい。ひとまず差しを決められて良かったです」

 デビュー以来、差しの決まり手が付いたのは、2着だった昨年12月の小倉2日目以来2回目。次走が27日からの宇都宮で、23日に30歳となる。20代最後のレースで初めて差しでの1着をゲットし、目標とする"何でもできるレーサー"に一歩、近づいた。(netkeirin特派員)

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