2025/10/16(木) 12:28
豊橋競輪「第1回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競輪(GIII)」が16日に開幕。1Rの一次予選に出場した内山雅貴に話を聞いた。
オープニングレースは中嶋宣成の先行を岡本大嗣が差して関東ワンツー。ただ3着に近況調子を落としていた内山雅貴が入ったことで、3連単は万車券となった。
久々の確定板入りをGIIIの勝ち上がりで決めた内山は「車番も悪かったし厳しい展開にはなると思った。やっぱり突っ張られたし…。それでも前々に攻めてなんとかしたかったので、3着で良かったです」と安堵した。
春頃まではコンスタントに車券に絡むなど競走得点も100点前後を常に有していたが、今期に入ると大敗が目立つようになり、現在の得点も94点まで落ち込んだ。
「最近は全然自転車が進まなくて…。調子が悪い原因が自分でもわからないんです。落車をしたわけじゃないし、練習も今まで通りしっかりできているのに(苦笑)」と首をかしげる。
「なんとか流れを変えたくて」と今回は「フレームを替えてみました」と今までとは違うタイプの自転車を投入して臨んだ。
「練習では何度か乗ったけど、実戦で使ったのは初めて。3回踏み込めたしいいと思う。(今までのフレームだったら)たぶん1回も踏めていなかったと思うので」とフレームチェンジが奏功したようだ。
「兆しが見えてきたと思うし、これをキッカケにしたいです」
自信と流れを取り戻した今なら、二予での大駆けがあっても不思議ではない。(netkeirin特派員)