2025/09/25(木) 19:30
玉野競輪「競輪公式投票CTC杯(FIIナイター・ガールズ競輪・松山市主催)」は25日、初日を迎えた。3レースに出走、ハードマークでS級でも活躍した爲田学に話を聞いた。
レースはラインが大きく崩れて最終ホームはゴチャゴチャ。爲田は4着入線で準決へは結果待ちとなったが、残念ながら一般戦に出走。
その爲田は「長野から沖縄に移籍して9年。沖縄は生活する分にはいいけど、競輪選手としては移動が大変。今回は前検日前日に高松空港に飛んで船で参戦。時には羽田空港に飛んで、乗り換えてから来たりもする。移動で時間を取られてしまうから、練習時間の確保が大変。ホテルにチェックインしてから、その町のジムに行ったりして練習をしている。今回は最終日の次の日、午前の飛行機で帰る。逆算して帰ってから練習がやれる飛行機で帰るよ」。
ガリガリのマーカーだった爲田は不思議と競ったときの方が伸びた。その話を振ると「外競りで左重心になるがいいのか。長いこと競輪選手をやっているけど、そこだけは未だに分からない。勝負のドキドキ感とか他では味わえない。悔いを残して引退するのだけは嫌」とどのレースでも最後まで全力で勝負をする。(アオケイ・伊藤記者)