一発の魅力がウリの伊東翔貴は、本命党、穴党のそれぞれから支持を集める機動型だが、前回の小倉では756と3日間、全く良いところがなかった。ただ原因がはっきりしているようで、悲観した様子はない。

「前回は完全にフレーム(のせい)ですね。全然ダメでした。ドームの小倉ということで特性をつかめないまま終わった感じでした。今回もう一度つかってリベンジを、とも考えたけど、これ以上点数は落とせないしまずは一回戻します。(佐々木)雄一さんが任せてくれたし、迷惑は絶対にかけられない。気合入れていきますよ」と言葉に力を込めた。

　近況は高い連対率を誇っているように、調子自体は上向いている。本領発揮なら、尊敬してやまない大好きな同県の先輩とのワンツーも十分狙えるはずだ。(netkeirin特派員)