2025/09/12(金) 08:26
京王閣競輪場のナイター「後閑信一&Sちくま杯&報知杯(FI)」は12日、最終日を迎える。12RのS級決勝に出場する中石湊に話を聞いてみた。
決勝は完全な2分戦となった。信越地区の力走もあって関東ラインは菊池岳仁-堀江省吾-諸橋愛-大矢崇弘で結束。対する中石湊には松岡貴久-久島尚樹で付けてライン完成となった。
共に先行メインの機動型。激しいレースになるのは間違いない。まずは菊池に話しを聞くと「中石君とは初対戦。強いですよね。自分はもう25歳。少しはいたわって欲しいです(笑)」とおどけているが内心は燃えている。
「もちろん自分が優勝するつもりだけど、4車ラインなので。そこはしっかり生かせる走りをしたいと思っている。中石君に負けないように、出し惜しみのないようなレースを心掛けたい」
対する中石は「スタートは取ろうと思えば取れる自信はあります。突っ張るか下げてからになるかはラインの人と色々考えて決めたい。でも、自分は2段駆けにやられて18連勝を阻止された記憶がある。あの時は悔しかったし、こうやってリベンジ(二段駆け相手のレース)できる機会があって楽しみでもある。どういう展開になっても自分が優勝するって気持ちで走りたい」。
本格先行二人の完全2分戦。スタートから大注目で熱いレースになるのは間違いない。(アオケイ・石濱記者)