2025/06/22(日) 15:05
岸和田競輪「第76回高松宮記念杯競輪(GI)」は22日、最終日を開催。8Rの特選に出場した犬伏湧也に話を聞いた。
5日目の準決勝は後手に回り成す術なく終わった犬伏。この日は敗者戦回りとなったが気持ちを切らすことなくキッチリと1着で締めた。道中は想定した展開とは違ったが「ピッチはうまく駆けられた」と納得している。
「赤板は(三谷竜生が押さえてきたところで)気持ちが悪い感じがしたので見送った。そのあとすかさずと思ったが(赤板で)三谷さんが内を空けていたし入ったけどタイミングが合わなかったです」
最終日にして初めて1着を手にすることができた。この先へ向けて気持ちを切り替える意味でも白星締めは大きな価値がある。「白虎賞、準決と9着だったし、次へ(引きずらないためにも)どういうパフォーマンスすればいいかが大事だと思っていたし、1着でよかった」
今期は今シリーズで走り納め。来期は地元・小松島記念からスタートする。S級S班として迎える大事な開催となるだけに万全な状態で迎えたい。
「自分はS班の中でも力不足で劣っているのが現実だけど、初めてS班として地元記念を走れるのでより気合を入れて。今回の悔しさを晴らすぐらいのつもりで挑みたいから、脚力、技術をもっと上げたい」(netkeirin特派員)