【高松宮記念杯競輪】松浦悠士「良さを出せなかったのはコースを間違えてしまったから」

2025/06/21(土) 19:02

岸和田競輪「第76回高松宮記念杯競輪(GI)」は21日に5日目を開催。7R特選を走った松浦悠士に話を聞いた。

「今日走れたのは収穫でした。7月はすごく楽しみ」と話した松浦悠士

 ここは連係相性抜群の取鳥雄吾の番手から鋭く抜け出し1着をゲット。遅まきながらシリーズ初勝利となった。

「あれだけ駆けてくれたなら自分が1着を取らなければいけないし、雄吾とワンツーじゃないと。何とか決まりましたね。それよりも雄吾がよかったですよ。昨日、(取鳥が)打鐘からホームにかけての踏み方がキレイだったから、あの感じと思っていたんです。いいカカりだったし頼もしかった」と前日の二次予選で共倒れした取鳥との決着を喜んだ。

 前場所、5月宇都宮記念の準決で落車し肋骨を骨折した。その影響もあり復調途上にあるが、あの手この手を探り上昇のきっかけを探している。

「1走目に(太田)海也に離れて、2走目に体の使い方を変えてみたら失敗しました。その反省を踏まえて二次予選を走ったら感触がよかったんです。良さを出せなかったのはコースを間違えてしまったから。負けて悔しかったけどいい感触をつかみ、そのまま今日走れたのは収穫でした。7月はすごく楽しみです」

 松浦は電撃引退した平原康多氏の代わりとしてS級S級に追加選出され、7月からS班として戦うことになる。初戦は小松島競輪の開設記念GIII。それまでに最善の策を取って赤パンツ復帰に備える。(netkeirin特派員)

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