前検の日には「S1の点数に1点くらい足らない。今回は点数を上げるチャンス」と言っていたが、レースは最終ホーム8番手の最悪展開。しかし諦めることなく外を踏み込むと前の7人を抜き去り1着スタートを決めた。

「鐘の4コーナーで行こうとも思ったが、中途半端になりそうだから一発に懸けた。練習の感じは良かったし、まず1回出て良かった。(6Rで)平尾(一晃)が同じような展開になって内に入って失敗していたから、オレは絶対外だと。四日市はチャレンジの時にワーストの賞金になったところ。悪いイメージしかなかったのに」

　初日の一発で悪いイメージを払拭させたか。二次予選以降の走りにも注目だ。(アオケイ・伊藤記者)