3月末の地元・大宮で連勝を飾り、決勝では2着。99勝から、あと1勝が届きそうで届かず。前検日に記者たちに囲まれると「リーチをかけてからが長くて…」と苦笑い。

　初日予選、早めの叩いた太田美穂の仕掛けにマークしていた星野しほが遅れると、藤田は一瞬の隙を見逃さずスイッチ。絶好展開で最後はきっちりと抜け出し100勝を達成した。

「前々に考えていたら、太田さんが一車で来た。すごくカカっていたし、早めに行かないと抜けないなと。体調を崩していたのもあって、3か月ぐらい1着がなくて。(100勝を達成できるのは)もっと先かなーと。体調不良で減った体重も戻っていないし、ちょっとずつ体重も成績も戻していければ」と、その表情は明るかった。

　また「京王閣は7着が多いし、失格もある。この1勝をきっかけに苦手意識をなくしたい」とイメージ払拭へ意気込む。

　動けるメンバーが多く激戦の今開催。結果を残して、GI・パールカップに乗り込みたい。(アオケイ・八角記者)