2025/05/01(木) 17:30
名古屋競輪場の「第79回日本選手権競輪(GI)」は1日に3日目を開催。10Rの二次予選を走った村田祐樹に話を聞いた。
一次予選では逃げ残りで好配当の立役者となった村田。二次予選は単騎のレース。新山響平、坂井洋、取鳥雄吾らを相手に自力勝負で3着に入る力走をみせた。
「単騎だったのでタイミングを見て行こうと。もう少し早めに行っても良かったけど、経験不足と自信のなさが出てしまった」と本人は反省を口にする。
しかし、駆けているのはあの新山響平。単騎でも強引に仕掛けると一杯になった佐藤慎太郎をキメる形になり、最終バック過ぎでは新山のハコに入る展開までいった。
「前に踏んでいたら番手に入れた。2センターから抜きに行ったけど、もう一杯でした。(競走得点)98点にしては頑張りました」
中部勢が次々と脱落していく中、村田の活躍はファンにとっても大きいはず。勝ち上がりの概定的に準決勝進出は厳しくなったが、敗者戦でも気持ちを切らさず走りつづける。(アオケイ・石濱記者)