【玉野競輪】今節のレース展望!

2025/04/17(木) 13:45

玉野競輪「西日本Cシン・ガッツ玉ちゃん杯(FI)」は18日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

シリーズリーダーの松浦悠士

 西日本カップのタイトルが付いている様に、スーパーFIでビッグネームが集まった。タイトルホルダーとして名前があるのは松浦悠士、山口拳矢、村上博幸、小倉竜二の4人。今月末には高額賞金の日本選手権(GI)が始まり、選手にとっては最終調整の時期。      

 シリーズリーダーはS班に返り咲きを狙っている松浦悠士。中四国の大会でもあり、スポンサー契約しているチャリロトの包括場でもある。前走の防府FIも優勝しており、間違いなく上向いている。石原颯を使うか、自力になるかは、中四国の勝ち上がりにもよる。初日特選は仕事人の小倉竜二を連れて自力勝負。オグリューも49歳になったが、芸術的なテクニックは健在のまま。

 山口拳矢は練習中の落車で鎖骨骨折し復帰戦。ダービー王としてのプライドもあり、仕上がり具合も気になる。次のダービーに向けて長い距離ももがきたい。中部は徹底先行の藤井侑吾を先頭に、ヤマケン、皿屋豊の布陣。この3人で連係すれば、中四国以上に脅威。

 初日特選の村上博幸は、近畿で中井太祐との連係策。前回の松阪FIでは皿屋豊の機動力に乗り優勝している。相変わらずの巧者振りだった。

 予選スタートで信頼できる本命は石原颯と北津留翼。両者共に組み立ては甘いが、7車なら力任せのレースで制す事ができる。

 A級戦は地元の米嶋恵介に期待したい。100勝にリーチが掛かっており、地元でメモリアルを達成する。連係するのは立花成泰。森本桂太郎と大西祐との愛媛勢とは別線になりそう。決め脚勝負になれば、松尾勇吾、山本巨樹、高木和仁も差はない。予選からはめぼしい若手は不在。

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