先日のネーションズカップ「男子ケイリン」で銅メダルを獲得した中野慎詞は「昨日(18日)朝に帰国して」実質中0日で当地に乗り込んできた。「帰国翌日に前検は初めて」とのことだったが「どんなものかなっていうのはあるけど、体調は崩さずにこられたしネーションズカップでのパフォーマンスも良かったので。心配しなくてもいいのかなって。まあ心配したって走るしかないですし、心配しても無駄かなって」と一笑に付した。

　競技での活躍はもちろんのこと、競輪でも存在感を高めており「年々パフォーマンスは上がっているし強くなれていると思う」と成長を実感。だからこそ周囲も、そして自身もそろそろ大きな結果を期待したくなるところだ。

「手ごたえは自分でも感じています。ナショナルチームの練習をしていても、データだったりタイムだったりパワーだったり上がってきているので。あとは競輪で結果を出せるようにと思っています」

　移動疲れや時差の影響は日に日に癒えてくるはずで、尻上がりに動きは良くなってくることだろう。そんな中でもきっちり一予をクリアして2日目以降につなげていく。(netkeirin特派員)