2025/03/19(水) 18:15
伊東温泉競輪「第9回ウィナーズカップ(GII)」が20日に開幕。9Rの一次予選に出場する川津悠揮に話を聞いた。
96期として2009年7月にデビューした川津悠揮がビッグレースに初めて出場する。深谷知広や守澤太志、松谷秀幸などすでに特別戦線で実績を残している同期も多いが、学業の成績が優秀だったという川津は焦ることなくコツコツと自分のペースで脚力と地位を上げていき、ついにこの舞台までたどり着いた。
前検日は普通開催とは異なるビッグレース特有の雰囲気にやや困惑気味で、写真撮影をお願いすると「僕なんかで良いんですか(笑)?」と照れていたが、初日の番組を見て「すごいところに入っちゃいましたね」とグッと表情を引き締めた。
「中野(慎詞)君、(渡部)幸訓さんの3番手とは緊張します。でもチャンスがある位置なので。今年は地元でオールスターがあるし、やっぱり出たい。ただ記者推薦枠では厳しいと思うので(笑)。点数を上げて自力で出場権を取るしかないだろうし、とにかくここから先は一戦一戦を大事に走っていきます」
派手さはないが堅実なタイプで追走技術も確か。まずはライン3番手で食らいつき二予の権利をつかみたい。(netkeirin特派員)