2025年3月16日　四日市競輪
大阪・関西万博協賛
ベイサイドナイトドリームG3（最終日）
※ナイター開催

日中開催の大垣競輪G3とのリレー開催で、3月13日より4日間の日程で開催された四日市競輪「ベイサイドナイトドリーム」G3が最終日を迎えた。
3日目の準決勝3個レースでは、すべて6番車が確定板にあがるなど、波乱含みの展開となったが、その中でも気を吐いたのが和田真久留で、シリーズリーダーの一角として力の違いを見せ、2日目から連勝で決勝進出を果たした。また、近況F1戦では決勝を逃さない阿部力也や調子を戻しつつある諸橋愛らが鋭い差し脚で存在感を示しファイナリストに名乗りをあげた。
先行主体に組み立てる自力選手が不在で展開が注目された決勝は、先行態勢に入った三浦翔大に、最終HSから瓜生崇智が仕掛けると、和田が両ラインの間のコースを突いて抜け出して1着でゴール。2020年8月の小田原以来、通算3回目のG3優勝を手にした。

※3日目準決勝レポートはこちら
※同時開催の4日制・四日市ガールズケイリンの最終日レポートはこちら

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【最終日12R＝S級決勝】
1／小倉竜二（S1・徳島77期）
2／和田真久留（S1・神奈川99期）
3／瓜生崇智（S1・熊本109期）
4／牧剛央（S2・大分80期）
5／諸橋愛（S1・新潟79期）
6／三浦翔大（S2・宮城98期）
7／中井俊亮（S1・奈良103期）
8／佐藤健太（S2・福岡101期）
9／阿部力也（S1・宮城100期）

【レース展開】

誘導以下、3瓜生-8佐藤、6三浦-9阿部、7中井-1小倉、4牧、2和田-5諸橋で周回。まず和田が上昇して、赤板過ぎに瓜生を抑えると、中井も動いて和田を抑えていく。打鐘から三浦が仕掛けて、中井を叩いて先行態勢に入っていくが、最終HSで瓜生が仕掛けて主導権争いへ。和田は最終2コーナーから両ラインの間を縫うように進むと、最終BS過ぎに逃げる三浦をかわして先頭に立つ。阿部は和田マークの諸橋をけん制するが、最終2センターで落車のアクシデント。抜け出した和田が押し切り優勝ゴール。阿部のけん制を凌いだ諸橋が続いて2着。落車を回避した単騎の牧が3着に入線した。

【最終日12R＝四日市競輪G3決勝】
2車単2-5　510円（1番人気）
3連単2-5-4　8,220円（24番人気）
決まり手：捲り-マーク

優勝／和田真久留（S1・神奈川99期）
今回戦績：特3・二1・準1・決1
次走出場予定：前橋G3（3月27日〜30日）

初手は後ろになってしまいましたが、レースが動いてからかなと。イメージは、早めに動いて全員を動かして、最終HSからいく感じでした。阿部（力也）さんの前をまわる以上、三浦さんも踏んでいましたし、瓜生（崇智）君もすかさず来て。（最終HS過ぎは）外に行きたかったのですが、致し方ないコースになってしましました。今回は変えた新車が流れすぎるところがあり、車間が詰まってしまいましたね。本当は、自在の動きよりも、踏み切って、諸橋さんと勝負したかった。変な形にはなりましたが、一応ラインでゴール前勝負できたので。

(P-Navi編集部)