2025/03/09(日) 18:10
玉野競輪では「瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」が9日に最終日を開催。12RのS級決勝を優勝した吉田拓矢、2着の山田庸平、3着の犬伏湧也の声は以下の通り。(アオケイ・八角記者)
優勝 吉田拓矢
準決勝で失敗しているし、詰まったら仕掛けようと。取鳥さんが前だったので、犬伏がカマすと思って短くなったところを行ければと思った。犬伏が仕掛けたのが分かって、そこを目標に。あとは後ろの庸平さんを振り切れるかどうかって感じでした。
今年初戦の立川記念でも落車して、右の鎖骨を骨折。翌日に手術をして、その翌日に練習を再開。基礎的な練習をして、全日本選抜に向けてやってきたことが良かったと思う。連日、情けないレース続きで後輩に示しが付かないし、優勝ができて良かった。眞杉もいるし、今後も関東勢みんなでまとまってGIを目指して頑張りたい。
2着 山田庸平
雄吾が突っ張ると思って初手は4番手に。ジャン前に柏野(智典)さんに突っ込みそうになってバックを踏んだ分、立ち遅れた。そこからは自分で行く準備もしていたけど、吉田君が行ったので付いて行った。余裕はあったし、ここ最近の中では動けていたと思う。
3着 犬伏湧也
単騎勢が追い上げると思い、迷って斬りに行くのが遅れた。誘導を目掛けて行って出切ったけど、ホームで雄吾さんに締め込まれて出られてしまった。岩津(裕介)さんの後ろが空いていたし、3番手で立て直してもう一度行ければチャンスがあるかなと。ああなったら押し切りたかったですけどね。その脚がなかったです。