2025/03/07(金) 22:00
京王閣競輪場の「JFN杯&日刊スポーツ杯(FII)」は8日に準決勝戦が行われた。A級の決勝戦に駒を進めた地元の川越宏臣に話を聞いた。
勝負どころであった準決勝では緩んだホームで一気のカマシを決めた。最後に続く若林耕司に交わされたが、2、2着で決勝へ進んだ。決勝は埼玉の川田真也と連係するかどうかに注目が集まった。
「前回奈良の決勝は川田君と連係して優勝をさせてもらっています。それもあるので恩返ししたいと言う気持ちもあるんだけど、地元だし、その辺が難しい」と話していたが、川田が『自分は前で自力でやりたい気持ちがある』と伝えると、それならと、川越は番手戦を受け入れた。「(本格的な)追い込みではないけど、出来るだけ援護するから」と川田に伝えていた。
この二人は前回の奈良で初連係して今回が2度目となるが、同じ開催には何度か同時に斡旋されている。
「同期の川田君と(斡旋が)一緒だと、いつも自分が飛んでしまうケースがほとんど。それが前回奈良の決勝で優勝させてもらってから、ちょっと潮目が変わったような気がする」と川越が言う。その言葉を信じるなら川田を使ってもう一丁っていうのがあるのかも知れない。(アオケイ・真島記者)