【瀬戸の王子杯争奪戦】取鳥雄吾「準決までは自分の力で突破したいですね」

2025/03/06(木) 18:30

玉野競輪「開設74周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」は7日、2日目を迎える。10レースのS級二次予選を走る取鳥雄吾に話を聞いた。

「一走したので明日からですね」と話す取鳥雄吾

ーー踏み出しのスピードは流石でしたね。

取鳥:いや〜。まだちょっと緩いです。初日なんで身体が緩み過ぎてた。一走したので明日からですね。それより咳が出て(呼吸)吸えないのでそこが辛い。しっかりケアして酷くならないようにします。

ーー初日はフタをされて自分のタイミングではなかったように見ました。どうでしょう?

取鳥:藤井(昭吾)さんの動き要らなかったでしょ。斬ってくれれば近畿も中団だったはずなのに。行けるのは分かってたけど、ラインでって考えた時に修正点はある。最後まで踏み切れていたけど、岩津さんがヨコに持って行ってくれてたのが見えた。いつまでも岩津さんにおんぶにだっこじゃ悪いですね。いつもならもっと伸びる感じだけど、今日は頑張ってのこれ。明日からもっと良くなるはずなので失敗しないように頑張ります。

取鳥雄吾

ーー今節は自力タイプが多いしチャンスですね。

取鳥:多いけど、僕は準決までは自分の力で突破したいですね。

ーー犬伏選手との連係とか。小松島(10月1日決勝で取鳥が引っ張り犬伏が優勝)の事もあるし。

取鳥:まぁ犬伏とはこれからもあるし。急がなくても(笑)。

取鳥雄吾(左)

 中四国の先導役として数多く貢献してきた取鳥。そろそろ地元記念を獲ってもいいのでは? と記者も思っているし、ファンも同じ意見が多いはず。練習地を防府に移し、清水裕友らと切磋琢磨し力を付けてきた。チャンスが巡ってくれば『獲る』準備はできている。今節の取鳥の力走に注目したい。(アオケイ・梅田記者)         

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