2025/02/24(月) 16:45
防府競輪のモーニング「レノファ山口カップ(FII)」が24日、2日目を開催。7Rのチャレンジ準決勝を走った藤井優希に話を聞いた。
準決勝7Rは藤井優希が1着で、2着は阿部龍也。地元の同門ワンツーが決まった。前受けから突っ張れなかった藤井は中団をドカしてスパートしたが、この動きに阿部が離れてしまった。阿部が捲って2着を確保したことで結果オーライだったが、この内容に藤井は意気消沈。初日のレース後は笑顔満開だったが、この日は悔しさいっぱいの表情でいつもの元気がなかった。
「ダメですね。最後は阿部さんが来てくれたから良かったけど、悔しい。技術不足ですね。上に上がって突っ張ったら内から来られちゃうんじゃないかと思って上がれなかった。平面から踏むのが難しかった。気付いたら(與古田龍門が)横まで来ていた。前に出られる悔しさを味わった」
突っ張れなかった場面を振り返り、その後は阿部が連結を外してしまうシーンにも触れた。
「バックを踏んで引いて巻き返すよりは、外をドカしてしまおうって。ちょっと本能で行きすぎてしまった。あれでは後ろはキツいですよね。それと、あんなに踏まなくても良かったのかな…」
前節からの連勝を5に伸ばしたが、とにかく反省しきりだった。決勝は同期で地元同士の原田峻治とは別線勝負。
「お互いに前を走りたいってことで。連勝は全然考えてない。とにかく頑張るだけ!」
話している間に昂ぶってきたのか、最後は「必ず魅せますから。明日は。やりますよ!」と、いつものBIGMANスタイルが戻っていた。(netkeirin特派員)