2025/02/23(日) 19:00
豊橋競輪の「第40回読売新聞社杯・全日本選抜競輪(GI)」は23日、3日目を開催。11Rの準決勝に出場した窓場千加頼に話を聞いた。
近畿ライン4車の番手回りを務めた窓場千加頼は戦前「タイトルホルダー2人に後ろを回ってもらえるし、覚悟を持って臨みたい」と気合パンパンで勝負の大一番に挑んだ。
レースは前を任せた福永大智が自らSを取り、突っ張り先行の形に持ち込んだ。こうなったら窓場としては結果を残すしかない状況だったが…。ホームから自力に転じたものの、脇本雄太をさばいた眞杉匠に真後ろに嵌られ、そこからまくり追い込みを打たれて4着まで沈んでしまった。
「眞杉君が見えたので(番手から)出たのですが…。とにかく悔しい。力不足でした」と声を振り絞った。
結局、決勝には近畿から6人が勝ち上がったが、自身の名前を残すことはできず「あとは応援に回ります」と悔しさをグッとこらえて先輩たちにエールを送った。
最終日はしっかり気持ちを切り替えて納得の走りを披露し、決勝を走る近畿の仲間たちへとバトンを繋げる。(netkeirin特派員)