2025/02/20(木) 15:15
豊橋競輪では「万博協賛・第40回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」が21日に開幕する。一次予選(8R)を走る坂井洋に話を聞いた。
やたら深呼吸をする坂井。「空気ってこんなに美味しいんだ〜」とニッコリ。何かいいことでもあったのかと聞こうとしたが、そういえば坂井は1月始めに「扁桃腺」を摘出手術していた。
今年初戦となった前走の静岡記念では優出(4着)。術後、一度は気管支炎になったものの「呼吸系は問題なくモガけているし、状態はだいぶ戻って来た」と話す。
不安要素が取り除かれ、更なる活躍を目指す。一番近くにいるS班の眞杉匠の存在は大きく、特別競輪の決勝で連係が叶えば、当然、タイトルも視野に。本人も「今年は特別競輪で結果を。佐々木(悠葵)の勢いもすごいし、みんなでタイトルを取り合いっこできるのが理想」と意気込む。
眞杉や坂井だけじゃない。森田優弥や小林泰正、佐々木悠葵だっている。ビッグ戦線で「自力」で戦える選手が揃っているのは他地区にはない大きな強味だ。いつかの平原康多、武田豊樹のように関東勢でタイトルのたらい回しも可能だろう。(アオケイ・八角記者)