【宇都宮競輪】“競輪”を見せた中石湊「ラインで決めたかった」

2025/02/17(月) 19:00

宇都宮競輪の「トータリゼータ宇都宮杯(FII)」は17日に初日を開催。11RのA級予選を走り終えた中石湊に話を聞いた。

走りはアフロに負けない大きさのスケールを持つ中石湊

 打鐘で舟山佑京を突っ張ってペースに持ち込み、ラインの明田春喜、三浦稔希を連れ込んで快勝の中石。マークの明田は「最後までカカっていた。あと1周もつね」と話せば、3番手の三浦は「ありゃ強い。これからが楽しみ。出身は大阪らしいじゃないですか。(地区敵に中近ラインを組めるため)移籍はしないのかな(笑)」と中石の強さを賞賛した。

 中石自身も「3人付いてくださったし、ラインで決めたかった。突っ張ってからはペースで踏めたし、最後も余力はあった。後ろが明田さんだったの大きい。信頼して作戦通りに行けた。バンクも軽く調子もいいと思う」と確かな手応え。

 養成所を卒業して、まもなく一年。現在はナショナルチームで自転車競技との両立を図る。アフロヘアも巨大だが、走りのスケールの大きさも負けていない。あと8連勝して早くS級に上がらないといけない立場だろう。(アオケイ・八角記者)

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