【前橋競輪】近畿勢の中枢へ! 石塚輪太郎「もう一段階レベルアップを」

2025/01/31(金) 19:30

前橋競輪の「日本トーターグリーンドームC(FI)」が2月1日に2日目を迎える。10RのS級準決勝を走る石塚輪太郎に話を聞いた。

「110点以上をキープして、記念の初日特選に乗れるぐらいになりたい」と話した石塚輪太郎

 初日の石塚は前受けから後方へ下げて、打鐘目掛けて巻き返しへ。ホームで番手の松田治之と2車で出切って後続を封じる。最後は松田が差してワンツー。

「前橋は特殊なバンク、出ちゃえば何とかなる。踏み直したけど、松田さんに楽に差されてしまった。人気になっていたし、買ってくれた人に申し訳ない」と反省。

 石塚の近況成績を見れば、人気になるのは当然。強豪がひしめく近畿勢の中でも、窓場千加頼、寺崎浩平に次ぐ機動型の一員として期待は大きい。

 石塚は今年の目標をこう話す。

「もう一段階レベルアップを。105点ちょっとをウロチョロしているけど、110点以上をキープして、記念の初日特選に乗れるぐらいになりたい。まだその域に達していないのは、足りていないものがあるから。いつまでも若くはないし、それをいち早く見つけて成績を安定させられるように。身近には良い目標となる選手がたくさんいるので」

 準決勝は自分でやるスタイルを貫く中西大の番手を回る。3番手を藤田勝也が固めて、和歌山は3人連係。別線には初日特選組の寺沼拓摩や西村光太もいて、し烈な首位争いとなるが、展開有利な石塚はチャンスをモノにしたい。(アオケイ・八角記者)

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