【玉藻杯争覇戦】香川雄介「今の自分があるのはオグのおかげ!」

2025/01/30(木) 19:30

高松競輪「開設74周年記念・玉藻杯争覇戦(GIII)」は31日、2日目を迎える。9レースのS級二次予選を走る香川雄介に話を聞いた。(町田洋一)

地元の重鎮の香川雄介。目標にするのは乗れている伊藤颯馬。

 落車と言えば、どうしても小倉竜二と香川雄介が頭に浮かぶ。落車して痛いのは本人だけではないし、ファンにも対戦相手にも迷惑をかける。ただ、落ちても落ちても、平気な顔で走る、この2人は人間離れしている。

「オグ(小倉竜二)と一緒にS級になったから、25年間、S級1班にいる。俺は1回、事故点でA級に落ちたけど、オグの存在があるから、今の自分がある。身近に自分と同じ様な選手がいるので。観音寺記念は優勝しているけど、高松記念は獲っていない」

 調べてみたら、あの児玉広志さんでさえ、高松記念は優勝していなかった。地元で優勝したのは43期で選手だった三好章仁さんが最後。それも昭和61年だから39年前。

「自力選手が強いし準優勝が夢。犬伏君の番手だと100%千切れるから、二次予選は伊藤君で良かったよ(笑)」

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