【佐世保競輪・ミッドナイト】増成富夫「スリーセブンは35年、選手をやって初めてだった」

2025/01/10(金) 17:45

佐世保競輪場のミッドナイト競輪「オッズパーク杯(FII)」が11日に幕を開ける。7RのA級予選を走る増成富夫に話を聞いた。

「練習はしっかりできた」と話した増成富夫

 今期、1年ぶりに2班へと戻ってきた増成。2025年、走り初めの名古屋FIIナイター(4〜6日)は気合十分で挑んだものの、777着と大いに叩いてしまった。まさかの乱調に「スリーセブンは35年、選手をやって初めてだったよ。まあ、12月の初めに体調を崩してあまり練習ができなかったからかな」と苦笑いするしかなかった。

 だが、さして落ち込んでいる様子は無く「もう後が無い、というかどん底なんだし、あとは上がるだけだから不安は無いよ。直前の3日間は取鳥敬一と吐くほどモガき散らしてきたし練習はしっかりできた。あとはアッチャン(吉岡篤志)が中団を取ってくれれば面白いかも。ガハハハ」と、いつもの増成らしく前を向いた。

 7Rはド先行で鳴らす田中会心が内枠で唯一のライン3車とあって劣勢ムードは否めない。だが、これまで老練テクニックを発揮して多くの若手自力型を苦しめてきた歴史がある。百戦錬磨のベテランが猛抵抗して、少しでも本線を揺さぶってみせる。(netkeirin特派員)

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