【高松競輪】先行一車の苦しい構成で挑む小原将通「梶原さんならジカで勝負できる」

2025/01/07(火) 19:15

高松競輪場の「高松市議会議長杯&CTC杯(FI)」は8日に2日目を迎える。1RのA級一般を走る小原将通に話を聞いた。

「僕が前でも良かったんですけどね」と話す小原将通

 2日目の1R一般競走は6車立て。田中誇士-荒木伸哉-河野要の南関ライン。対する九州勢は福岡の立石拓也と大分の小原将通、梶原恵介。足場のない九州勢がどう戦うのか。長い話し合いが行われていた。

 先にコメントをしに来たのは立石「決めずにやります」と。大分の二人は時間がかかったが、最終的には梶原が田中の番手にジカで行く事に。小原は梶原に任せる形。

ーーけっこう長く話していましたけど、この並びの経緯を教えていただければ。二人ともヨコが出来るから気になるんですよ。

小原:僕が前でも良かったんですけどね。荒木さんが1番車でしょ。たぶん相手は飛び付きを嫌がって前受けする。僕らは後ろになっちゃうでしょ。僕が前(の場合)で押さえに行くと突っ張られて浮かされてしまうか斬っても泳がされる。梶原さんならジカで勝負できる。テクニックが違いますからね。流れがある中でのヨコの動きやショート捲りなら僕にできるけど、このレースなら梶原さんがジカで行った方がいいってなったんですよ。こうなると田中君が踏まなくて、立石さんがドーンとカマシちゃう事もありそうだけど、そうなったらそうなったで仕方ないでしょ。

 先行一車の苦しい構成だが、その中で脚質やテクニックを考慮し決めた並び。明日の1Rは車券とは別に見る楽しみが増えたレース。これが『競輪』ってものを梶原が見せてくれるだろう。(アオケイ・梅田記者)

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