2024/11/21(木) 20:15
玉野競輪「KEIRINフェスティバル(FI)」は22日に初日を迎える。8Rに出走する埼玉の安彦統賀に話を聞いた。
先日幕を閉じた松阪のナイターGIIIに安彦統賀が走っていた。「あれ、最近見てなかったな」と気になって調べたら、その松阪がちょうど復帰戦で、8月上旬〜11月中旬にかけて3か月以上休んでいた。
これについて本人は、「左手首の靱帯を痛めて手術したんです。TFCC損傷と言って、野球のオコエ瑠偉もやったみたい。今年の2月に痛みが出て、次の月はまるまる1か月欠場したんですけど、8月に入って再発したので、これはもう手術するしかないと。自分の場合は尺骨(しゃっこつ)を5ミリ削って、プレートを入れて、何とか今に至ります。復帰した松阪は力が入らなくて全然でしたね」。
見せてもらった左手には傷跡がはっきり残っていたが、この怪我は公傷にはならないようようで、出走本数をクリアするためにも頑張って走るしかない。初日のレースは“同県”の“自力の先輩”でもある黒沢征治といきなり一緒の番組となり、「たまに練習をやらせてもらうことはあるけど、レースで連係するのは初めてです。任されたからには迷惑かけられませんね。精一杯頑張ります!」と腹を括った。(アオケイ・長谷川記者)