2024/10/13(日) 09:45
玉野競輪「広島ドラゴンフライズ賞(FI・広島市主催)」は14日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
今節は、広島市主催の開催なので、町田太我にとっては地元戦。気持ちを全面的に出すタイプではないがモチベーションは高いはず。GIの親王牌に出場しても、間違いなく準決勝までは進める出来にある。直前の熊本記念でも優出しており、いつものロングスパートで優勝を狙う。
番手は自力型だが地元の片岡迪之。ここ5場所、リズムを崩しているが、7場所前の地元戦は優勝している。町田の踏み直しも強烈だが、狙いは差し目の方かも。
北日本は徹底先行の高橋晋也に大森慶一、佐藤和也の折り合い。ここに2班だが阿部拓真がラインに加わる。小田原記念、熊本記念と連続で優出し、熊本記念では深谷知広の番手回りだった。阿部が勝ち上がりに成功すると、高橋に阿部の並びになる。
勝負強い中井俊亮も怖い。先行争いがありそうで、捲り一撃も可能だ。初日特選は高橋、町田との3分戦になり、穴で狙う手もある。
予選では室井蓮太朗、武田亮、長尾拳太、徳永哲人は間違いなく勝ち上がるだろう。超イケメンの室井は中四国だし、番組にも恵まれそう。
A級戦では荒木貴大が乗れている。ここ5場所で3度の優勝と選手になってキャリアハイの成績。捲りにウエイトを置いているが、流れでカマシもある。サラブレッドの小川将二郎には増原正人がマーク策。荒木と連係するか分からないが、中村弘之輔も調子を上げている。