2024/10/08(火) 23:45
玉野競輪のナイター「KEIRIN HOTEL10杯(FII・ガールズ)」は9日、最終日を迎える。10レースのチャレンジ決勝を走る地元の坂本智哉に話を聞いた。
70点を切り3期目に入り、代謝制度に引っ掛かりそうな坂本智哉。46歳のベテラン選手にとって、これは選手生命の大ピンチで、一戦、一戦が勝負になる。
坂本智哉は「誘導員の差し込みの失格で三か月の斡旋停止。残りは12月迄だけど、ペナルティーで追加は貰えない。もしかしたら3本の月があるかもしれないけど、基本は月に2本の斡旋。そして競走本数も足りず、見なし点になる。これは7着より競走得点が低いから50何点。とにかく、不利な材料しかないけど、自分を信じて奇跡を起こすしかない!」。
その理由を尋ねると「最初は、もう辞めても良いかなと思った。だけど、息子が、もう少し走っている姿を見たいと…。その長男も夏の甲子園に出場。ノーシードの岡山学芸館高校だったけど、3回戦まで行き、4番バッターとして活躍。日大に進み、野球を続けるみたいだけど、頑張っている息子に、そう言われると、親父としてもね(笑顔)」。
いつも仲間からの横断幕も多く、家族愛に支えられて、決勝でも上位を目指す!(町田洋一)