2024/10/04(金) 22:30
熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(GIII)」は4日、2日目を開催。10Rの二次予選を走った松浦悠士に話を聞いた。
二次予選10Rは町田太我が前受けから小松崎大地を突っ張ってそのまま主導権。別線の巻き返しはなく、松浦悠士が番手から差し切って1着。町田が2着で、3番手の隅田洋介が3着。中国トリオのワンツースリー決着だった。
前節の岐阜記念の二次予選、準決勝に続く連係となった町田と松浦が、前回の二次予選同様にワンツーを決めた。レース後の松浦は「僕は何もしてないです」と口にし、町田を称えるコメントを続けた。
「唯一、スタートだけ取って。そこからは何もしてない。何もしなくて良かった。本当に太我サマサマ。突っ張ってからも緩めることなくしっかり踏んでくれた。後ろもすごくやりやすいんですよね。最終HSからBSまで、誰も来られないだろうな、っていうスピードで。自分も車間を空ける余裕がないほどだった。ゴールまで連れていってくれた。強かったですね。普段はあまりしないんですけど、"スタンディングで行きます"って言ってくれて。集中して付いていった。前半はかなりタイムも出ていたんじゃないかな。岐阜記念の二次予選よりも自分の体感的にはすごく感じた」
3番手の隅田も「めちゃめちゃカカっていた」と振り返ったように、町田の先行力が際立つレースになった。準決勝10Rで町田と松浦は再びタッグを組む。準決勝でもこの走りが出来るようなら別線にとっては脅威の存在となるだろう。(netkeirin特派員)