【火の国杯争奪戦】いつも通りに風を切って逃げ切り勝ちの野口裕史

2024/10/03(木) 18:45

熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(GIII)」が3日に初日を開幕。一次予選5Rを走った野口裕史に話を聞いた。

「溜め気味に踏んだ」と話す野口裕史

 パワフル先行で名を馳せる野口はバンクの形状などお構いなく、重戦車のように各地を駆けまくっている。初参戦となる熊本バンクにも臆することなく、いつも通りに風を切って逃げ切り勝ち。2着に食い下がった番手の佐々木雄一が「いつもより短い距離だったしカカりがすごかった」と賞賛する激走だった。

「前検日は雨で乗れなかったため、朝の練習で初めてバンクに乗りました。コーナーの出口が333バンクのようで、直線になると500バンクの雰囲気を感じて長い。目の慣れがまだまだって感じですね。直線が長いから脚を残しておかないといかれてしまうし溜め気味に踏んだ」と多くの自力選手がクセの強さを指摘する熊本走路を手の内にしようとしている。

 2日目、二次予選9Rは和田圭と2車となったが順番とタイミングが来れば、颯爽と風を切る。(netkeirin特派員)

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