2024/10/02(水) 18:45
立川競輪「東京中日スポーツ杯(FI)」は3日に最終日を迎える。12RのS級決勝を走る福田知也に話を聞いた。
準決勝は鈴木竜士、湊聖二に行かれたものの、先行した伊東翔貴の3番手から伸びて3着で決勝進出を決めた福田。初日は菅原大也の先行から、番手で牽制して絶好展開をモノにした。落ち着いた番手捌きと準決勝での直線の伸びに調子のよさが伺えた。
そんな福田は次走、地元のGIIIを控えている。そこに向けては「裏開催でも盛り上げていきたい。そこに向けての調整? 最近はやっていなくて、なりゆきですね。練習の数値はここ2か月くらいずっといいし、調子も悪くないと思う。戦える状態ではありますよ」。
「前回から自転車を変えたりしていたけど、地元GIIIの前に新車が届く予定。それのセッティングを出して、それで走ろうと思っています」と話してくれた。
今期は前期に比べて点数は落ちているが、持ち前のシャープな差し脚は光っている。決勝は2対2対2対1の3分戦だし、優勝のチャンスは全員にある。いい流れで地元戦に向かいたい。(アオケイ・宮本記者)