2024/10/02(水) 16:00
熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(GIII)」が3日に開幕する。特選12Rを走る瓜生崇智に話を聞いた。
2016年4月の熊本地震から8年、熊本バンクに競輪が帰ってきた。同年7月にデビューした瓜生崇智は待ちに待った地元開催だ。
「ようやく、ですね。あっせんが入った時点から気持ちが高まっていました。緊張感はあるけど楽しみです」
地元勢から唯一、初日特選にシードされた。レースの動向だが「脇本さんの番手!」と即決した。
「以前に単騎とコメントしてたまたま3番手にいたことはあったけど連係するのは初めて。大事な大事な地元戦で初日から脇本さんの番手に行けるとは持っていますね自分(笑)」
たしかに、持っている、という表現は一理ある。それは、窓場千加頼や稲川翔といった本来ならば脇本と連係するはずだった近畿の特選クラスが相次いで欠場したからだ。中近スジでは山口拳矢もいるが自力にこだわったためスンナリと脇本の番手が巡ってきた。
「直前に深谷(知広)さんとバンクで練習して鍛えたりして準備はできました。あとは楽しむだけです。早く走りたいです」と待望の地元戦を今から心待ちしていた。(netkeirin特派員)