2024/09/06(金) 18:30
立川競輪場の「報知ゴールドカップ・山口健治杯(FI)」は7日、2日目を迎える。11RのS級準決勝を走る山崎芳仁に話を聞いた。
富山記念では2日目に1着失格で無念の帰郷となった山崎芳仁。初日特選では隙のすくないメンバーでの対戦となりその動きに注目が集まった。レースは鐘で巧みに内に入って中団の位置を確保。町田太我を後方に置く形を作った。
「まず、町田君を下げさせた。自分の考えていた感じのレースは作れたと思う。あとはそこから踏み上げて、どれだけいくかの感じだったけど、結構伸びていきましたね」と比較的満足げ。
この後に控えているのは宇都宮で開催される共同通信社杯競輪だ。その前哨戦として今回の立川に参戦しているだけに、何かキッカケを掴んでいきたいところだ。
「共同通信を前にセッティングを自分なりに煮詰めていきたいと思っていた。今回は初日から試していたんだけど、車の出がよかったしこの感じでいいんじゃないかと思う」と確かな手応えを感じていた様子だった。まだ微調整は必要だとは思うが、ある程度の「形」になったことは大きい。
準決、決勝と突破して次の宇都宮に勢いを付けて挑みたいところだ!(アオケイ・真島記者)