【前橋競輪】急遽目標不在となった雨谷一樹「最後は力不足です(苦笑)」

2024/09/01(日) 22:30

前橋競輪場「報知新聞社杯(FI)」は1日、初日を迎えた。12RのS初日特選を走った雨谷一樹に話を聞いた。

「自分はできることをしっかりやりたい」と話した雨谷一樹

 初日特選は地元のエース・小林泰正を目標としていたが、その小林が家事都合で当日欠場となってしまった。元々は小林-雨谷の関東コンビに和田圭が付く予定だったが、当日は雨谷-和田圭の並びとなった。

 レースは谷口遼平と鈴木裕が踏み合い、強引に叩いた鈴木の番手に谷口が入ったが、雨谷がすかさず追い上げ番手を取り切った。番手捲りを放った雨谷を追った和田圭が差し、後方から突っ込んできた和田健太郎が2着。3着の結果となったが、動きの良さを見せ付けた。

 レース後には「前々に踏めているし、反応もできている。引き続き調子は良さそうですね。(目標がいなくなっての)気持ちの切り替えですか? 多分できたと思います」と上々の滑り出し。「最後は力不足です(苦笑)」と苦笑いを浮かべる場面もあったが、突如の目標不在のアクシデントを乗り越えた。

 準決勝は同県の後輩でもある金子幸央が目標となり、3番手は地元の金子真也が固める。

「金子君とは最近連係していなかったけど、今まで何度も連係している。彼の最近の走りを見ていたら調子が良さは分かるし、心強いですね。自分はできることをしっかりやりたい」と締め括って準決勝に向けて意気込んだ。(アオケイ・宮本記者)

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