【松山競輪・ナイター】松田昂己「車間を空けたり振ったりと工夫しました」

2024/09/01(日) 22:15

松山競輪場のナイター「スポーツ報知杯争奪戦(FI)」が1日、初日を開催。A級1Rを走った松田昂己に話を聞いた。

初日は単騎で白星の松田昂己

 7月に2班に上がってからは6場所目。まだ決勝進出こそないが、ここまではいつも通りに長い距離をしっかりと踏みラインの選手を上位へ送り込んでいる。ところが、初日のメンバーを見ると、東日本は松田ただ1人。他派に3車ラインが2つできたため松田は単騎になってしまった。

「チャレンジの決勝とかならあるけど初日からは初めて。まくりが苦手なのでどう走っていいかわからない」と前検日にはボヤくことしきり。

 不安を抱いたまま初日を迎えたが、いざレースとなると大胆に立ち回り、終わってみれば切れ目から先まくりを放ち力強く押し切った。

「(単騎で走るのが苦手なので)同県の先輩たちから助言をもらいました。道中は自分が単騎の相手にやられたら嫌なことをやればいいと思い、車間を空けたり振ったりと工夫しました」と後方にいた本命の船瀬惇平にスキを与えなかった。

 なかなかクレバーな立ち回りが目立った初日は6番車以上の力を発揮した。2日目、準決5Rは初日特選を制した上原龍を背に、今度は積極駆けでいつもの持ち場を務める。(netkeirin特派員)

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