2024/09/01(日) 16:49
9月1日、富山競輪場で行われた万協 瑞峰立山賞争奪戦WT杯(GIII・4日目)の決勝は、番手から抜け出した古性優作(33歳・大阪=100期)が1着、追い込んだ吉田拓矢(29歳・茨城=107期)が2着、切り替えて追い込んだ菅田壱道(38歳・宮城=91期)が3着に入った。3連単は②-⑤-⑨で5,900円という配当だった。
レースは近畿勢が前受け。残り2周で新山響平(30歳・青森=107期)が叩きにくるが、石塚輪太郎(30歳・和歌山=105期)がこれに突っ張り先行で対抗。番手の古性が新山を牽制し、石塚自らも牽制を入れて新山は出られず。最終バックで守澤太志(39歳・秋田=96期)が自力に切り替えて捲りを放ったタイミングで、石塚と新山の間を古性が縫うように番手から出る。さらに番手から出る時に新山を捌き、その煽りで守澤も勢いが止まる。最終コーナーで抜け出した古性がそのまま押し切り、前回のオールスター競輪に続いて連続優勝となった。