2024/08/28(水) 16:00
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小田原競輪開設75周年記念「北条早雲杯争奪戦」G3(最終日)
初日から地元神奈川勢が躍進を見せた小田原競輪開設75周年記念「北条早雲杯争奪戦」G3が最終日を迎えた。
初日特選では、松井宏佑、北井佑季、郡司浩平、和田真久留の4名がラインを組み、S級S班の脇本雄太にレースをさせない展開で、1着から4着までの上位独占で結束力を見せつけると、2日目以降も自力、番手戦と危なげない競走で各々が力を発揮し、松坂洋平と新村穣の2人を加え、決勝に6名を送り込む活躍を見せた。また、厳しいメンバー構成ながらも2日目以降は連勝の脇本も決勝進出を果たし力の違いを発揮した。
神奈川6車に鈴木裕を加えた7車ラインの南関東と、脇本ラインの対決となった決勝は、先頭で駆ける新村の番手から捲って出た北井を、3番手の松井がさらに捲り、その後位につけた郡司が直線で松井をとらえて優勝ゴール。今年1月の川崎G3以来、通算21回目のG3を制覇した。また、2着に松井、3着に和田が入り、4着は北井、5着は松坂で、神奈川勢が上位独占する結果となった。
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【最終日12R=S級決勝】
1/郡司浩平(S1・神奈川99期)
2/脇本雄太(SS・福井94期)
3/松井宏佑(S1・神奈川113期)
4/阿部拓真(S2・宮城107期)
5/北井佑季(S1・神奈川119期)
6/松坂洋平(S1・神奈川89期)
7/和田真久留(S1・神奈川99期)
8/新村穣(S2・神奈川119期)
9/鈴木裕(S1・千葉92期)
【レース展開】
誘導以下、誘導以下、8新村-5北井-3松井-1郡司-7和田-6松坂-9鈴木、2脇本-4阿部で周回。青板BS過ぎから新村が踏んで先行態勢に入っていく。8番手の脇本は打鐘から仕掛けていくが、打鐘過ぎには番手の北井が捲り発進。脇本マークの阿部は最終HSで内から切れ込み、郡司の後位まで上昇。最終2コーナーから、今度は北井マークの松井が捲りを打つ。脇本は後退し、松井、郡司の両者によるゴール前勝負となり、郡司が差し切り優勝ゴール。2着に松井、3着には和田が入線した。
【最終日12R=小田原競輪G3決勝】
2車単1-3 1,550円(4番人気)
3連単1-3-7 5,220円(8番人気)
決まり手:差し-捲り
優勝/郡司浩平(S1・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績/特2・二1・準1・決1
次走出場予定/立川F1(9月6日〜8日)
新村(穣)が思い切りいっていたし、北井(佑季)さんも早めに(番手から)出ていかないとならない展開になっていた。(松井)宏佑が脇本(雄太)さんをどれくらい引きつけるかどうかでした。(自分は)道中、余裕を持って回れたし、前の頑張りに尽きます。
オールスター競輪から日程が詰まっていたから、そのままの感覚で迎えられたと思うし、連日、余裕を持ってレースに臨めていたと思います。記念やG1でもそうですが、1人でも多く(神奈川から)勝ち上がることを目標にしている中で、こうやって皆で勝ち上がれ、先輩方がラインの後ろを固めてくれるのも嬉しかったし、ライン、仲間のおかげで優勝できたと思います。正直、自分が(小田原記念を)獲っていいのかなというのがありましたが、皆がまとまっての優勝なので嬉しいです。
今日は、まとまって勝つことができましたが、今後は(前を)任されても脇本さんなどに抵抗できるよう、細切れ戦でも勝負できるように自力をつけたいし、番手でも3番手でも力をつけて(地区を)引っ張っていきたいと思います。