2024/08/14(水) 23:54
SG第28回オートレースグランプリ(5日目)
ナイター開催
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【9R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
内枠から2・伊藤信夫もスタート決めるが、センターから5・佐藤摩弥が伸びて先頭に立つ。2番手で伊藤が続き、3番手は有吉辰也のインに7・森本優佑が飛び込んで前を追う。佐藤が逃げ、4周回2コーナーで森本が伊藤をかわして2番手に上がり、連れて8・中村雅人が3番手に上がってくる。森本は2番手から逆転を狙うが、佐藤も抑え切り1着ゴール。2着に森本で同期ワンツー。3着に中村が入線した。
1着/佐藤摩弥(川口31期)
競走タイム3.393
競走車名:Pタン3
ランク:S26
今節の成績:4着・1着・4着・3着・1着
SG優勝回数:0回
鮮やかなスタート攻勢から優出一番乗り。オートレースグランプリは初優出で、SG通算11回目のファイナル進出を決めた。今年のSGは2月全日本選抜(優勝戦8着)、4月オールスター(優勝戦2着)と3連続優出。4枠からスタート集中」して、念願のSG初タイトルを手にするか。
2着/森本優佑(飯塚31期)
競走タイム3.398
競走車名:メガトロン
ランク:A9
今節の成績:1着・4着・5着・3着・2着
SG優勝回数:0回
※SG初優出
好機を逃さず鋭く捌いて、優出圏内まで追い上げた。祝福に訪れた仲間にも「これ、SGですよね!?」とSG初優出に破顔一笑。エンジンは「8周回があっという間に終わるくらい」の好状態。優勝戦は7番目に、大外8枠を選択して初の10周戦に挑む。
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【10R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
スタートで8・黒川京介が大外一気にカマシて先手を奪う。2番手にも7・松本康、3番手は5・吉松優輝が続く。逃げる黒川は2番手以降を引き離して一人旅へ。3周回目に3番手に6・金子大輔が上がり、4・若井友和も4周回目に4番手までポジションを上げる。金子は松本との差を詰めるが、6周回目のバックで落車(落妨)。この落車を回避した若井友和が2番手に上がる。黒川が圧勝劇で1着。2着に若井、3着に松本が入線した。
1着/黒川京介(川口33期)
競走タイム3.363
競走車名:イットウセイ
ランク:S3
今節の成績:3着・1着・2着・1着・1着
SG優勝回数:0回
準決勝戦は大外から鮮烈なスタートを決め、シリーズ3勝目&オール掲示板入りで優勝戦進出。エンジンは「すごい直線伸びていく」今節一の仕上がり。この好感触を「崩さないことに集中」していく。SGは通算8回目の優出で、グランプリは2年連続優出で昨年は準優勝。2枠から今度こそ2強を破り、SG初優勝の期待が高まる。
2着/若井友和(川口25期)
競走タイム3.398
競走車名:モエルトウコン
ランク:S12
今節の成績:2着・3着・4着・2着・2着
SG優勝回数:1回(04年川口:グランプリ)
レースではアクシデントこそあったが、後方から着実に追い上げて2着。エンジン自体は「普通に安定している」。2021年グランプリ以来、3年ぶりにSG優勝戦に戻ってきた。6枠からイン鋭く攻めて、今度は20年ぶりのSG優勝をもくろむ。
※SG優勝回数の( )は直近のSG優勝開催
※SG優出回数の( )は直近のSG優出開催
【11R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
6・鈴木圭一郎がスタートから抜群の飛び出して、内枠を飲み込んでいく。7・鈴木宏和が2番手で続き、5・荒尾聡は2・野本佳章、4・岩見貴史をかわして3番手に上がる。抜け出した鈴木圭の独走状態になり、2番手以降をは大きく差が開く。2番手の鈴木宏に対して、荒尾、さらに岩見も徐々に差を詰め、最終周回1コーナーで荒尾が鈴木宏のインに入るが、再度2コーナーで鈴木宏が逆転して2番手をキープ。鈴木圭は圧勝の1着ゴール。ゴール前、荒尾は再度詰めるが2着は鈴木宏で、浜松同期ワンツー決着となった。
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム3.359
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
今節の成績:1着・1着・1着・1着・1着
SG優勝回数:14回(23年飯塚:オールスター)
改良したスタートに「不安はあった」ものの、抜群の飛び出しから圧勝し、今節全勝&13連勝を決めた。リング交換とヘッド回りの微調整を施して、マシンは「乗りやすかったです」と好評価。2017年にリーチをかけて以来、あと一歩が続くSGグランドスラム。2番目に選んだ3枠から、今年こそ7人目の偉業達成なるか。
2着/鈴木宏和(浜松32期)
競走タイム3.412
競走車名:ナアーモ
ランク:S4
今節の成績:2着・4着・1着・4着・2着
SG優勝回数:0回
激しい2番手の優出争いを制して、SG通算4回目、オートレースグランプリは2年連続の優出を果たした。準決勝戦は隣枠の鈴木圭一郎がスタート先制しており、「スタートが一番悔しかった」と振り返る。まずは十八番のスタート攻勢へ「エンジンは微調整」していく。優勝戦は5枠から、大仕事をやってのけるか。
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【12R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(良走路)
3・青山周平が好スタートを切って、逃げ態勢に入る。2番手に6・木村武之、7・永井大介が1・加賀谷建明をかわして3番手に上がってくる。青山はセーフティーリードを保ちながら、8周回を逃げ切り1着。序盤の隊列のまま2着は木村、3着は永井が入線した。
1着/青山周平(伊勢崎31期)
競走タイム3.371
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
今節の成績:1着・1着・1着・1着・1着
SG優勝回数:16回(24年飯塚:オールスター)
準決勝戦も盤石のレース運びで、今開催5つ目の「1」を並べて「最高の形でここまで来られました」。枠番選択では1番目に迷わず1枠をゲット。今年も地元・伊勢崎で5回の優勝と地元戦でのさらなる強さは周知の通り。前人未到のオートレースグランプリ3連覇へ。「まずは天気を見ながら調整して準備したい」。
2着/木村武之(浜松26期)
競走タイム3.380
競走車名:ワント
ランク:S29
今節の成績:2着・2着・4着・4着・2着
SG優勝回数:3回(13年伊勢崎:日本選手権)
青山周平には及ばずも、準決勝戦は序盤から好展開に持ち込んで、今節3回目の2着で最後の優出切符を手にした。SG優出は2021年2月の全日本選抜以来、3年半ぶり。前節の山陽最終日からあってきたというエンジンは「今節も動いてくれた」と久々のSG優出に「嬉しいね」と笑顔。外寄りの7枠だが、復調の流れに乗って、11年ぶりのSG優勝を目指していく。
※SG優勝回数の( )は直近のSG優勝開催
※SG優出回数の( )は直近のSG優出開催
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【最終日・12R=優勝戦】
*10周回 5,100m ※0mオープン戦
1/青山周平(伊勢崎31期)選択1番目
2/黒川京介(川口33期)選択3番目
3/鈴木圭一郎(浜松32期)選択2番目
4/佐藤摩弥(川口31期)選択4番目
5/鈴木宏和(浜松32期)選択5番目
6/若井友和(川口25期)選択6番目
7/木村武之(浜松26期)選択8番目
8/森本優佑(飯塚31期)選択7番目
枠番選択は、準決勝戦1着選手で今開催の平均得点上位(同点の場合は優先順位)から、好きな車番を選び、準決勝戦2着選手も同様に選択していく。
共に全勝で平均得点16.0の青山周平と鈴木圭一郎が並んだが、昨年覇者の青山が優先順位1位で1番目に1枠を選ぶと、2番目の鈴木圭は3枠を選び、3番目の黒川が両者の間の2枠を選択した。4~6枠は選択順に埋まり、7番目の森本が大外8枠を選び、ラストの木村は7枠に入った。
前人未到のグランプリ3連覇をもくろむ青山、SGグランドスラムがかかる鈴木圭、さらにSG初優勝を目指す黒川、佐藤摩ら注目ポイントが多い好メンバーがそろう優勝戦となった。
5日目・準決勝戦は雨予報も出ていたが、雨雲は逸れ、良走路でおこなわれた。前日段階の天気予報では、最終日の日中は晴れ予報で、おおむね良走路で行われそうだが、所々に傘マークが出ており、急な天気の変化は注意が必要となりそうだ。
また偉大な記録が生まれそうな予感がたっぷり。6日間のナイター決戦の結末は……!?
大注目の優勝戦は20時40分発走予定です。
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【SG・プレミアムカップ優勝戦ポイント状況】
SG優勝:金子大輔
SG優勝:青山周平
1位 鈴木圭一郎 27
2位 有吉 辰也 19
3位 佐藤 摩弥 13
4位 荒尾 聡 9
5位 黒川 京介 7
6位 中村 杏亮 6
7位 加賀谷建明 6
8位 佐藤 貴也 5
9位 中村 雅人 4
9位 長田 稚也 4
11位 鈴木 宏和 3
12位 高橋 貢 2
13位 松本 康 1
※太字は今回の優出選手
SG優勝戦は下記のようにポイントが付与される。
優勝=出場権獲得
2着=10点
3着=8点
4着=7点
5着=6点
6着=5点
7着=4点
8着=3点
責外=4点
責任=0点
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SGオートレースグランプリの過去レポート
2023年8月伊勢崎
優勝者:青山周平
2022年8月伊勢崎
優勝者:青山周平
2021年8月伊勢崎
優勝者:篠原睦
2020年8月伊勢崎
優勝者:伊藤信夫
2019年8月伊勢崎
優勝者:青山周平(P-Navi編集部)