2024/08/28(水) 15:30
2024年8月27日 飯塚オート
フタバ設計presents
G1第67回ダイヤモンドレース(最終日)
SGオートレースグランプリから1週間、激闘を演じた青山周平、鈴木圭一郎の「2強」がそろって参戦して話題を集めたシリーズ。初日の選抜予選こそ鈴木が3着、青山が4着に敗れたものの(1着は篠原)、2日目から両者ともに3連勝で勝ち上がってきた。この「2強」を中心に、有吉辰也、荒尾聡の地元実力者、大会連覇を狙う長田稚也らが駒を進め、優勝戦は好メンバーによる10mオープン戦となった。
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【最終日12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
良走路(走路温34度)
1/小林瑞季(川口32期)3.32
2/長田稚也(飯塚34期)3.28
3/佐藤励(川口35期)3.31
4/中村雅人(川口28期)3.31
5/荒尾聡(飯塚27期)3.31
6/有吉辰也(飯塚25期)3.34
7/鈴木圭一郎(浜松32期)3.30
8/青山周平(伊勢崎31期)3.30
※右数字は試走タイム
九州地方への台風接近のニュースが心配される中ではあったが、最終日の天気は曇り、走路コンディションは1日を通して「良」で争われた。試走タイムは、3.28で長田がトップタイム、3.30で鈴木と青山が続く。鈴木と青山の折り返しが人気に推されてたが、長田も対抗で支持を集めるオッズが形成された。
優勝戦のスタート。最内から1・小林が先制して逃げ態勢に入ると、2番手は2・長田、3番手は5・荒尾の飯塚勢が続く。鈴木と青山は後方でなかなか攻めあがれない中、小林と長田の激しい攻防が繰り広げられる。長田は何度も仕掛けていくが、最後は小林が振り切って優勝のチェッカー。2022年川口の開設記念グランプリレース以来、通算3回目のG1制覇を果たした。
【レース展開】
スタートで1・小林が1コーナーを先制して、2番手に2・長田、5・荒尾は1周2コーナーで3・佐藤をかわして3番手に付ける。逃げる小林に対して、長田も仕掛けを狙い、4周回4コーナーで内に入るも、すぐさま小林も入り返して逆転を許さない。6周回2コーナーでも長田は小林のインに入っていくが、小林も3コーナーで再度入り先頭を奪還。両者の争いは最終周回まで続き、最後も長田が外から逆転を狙うも、小林が振り切って優勝のゴール。大会連覇を狙った長田だったが2着、荒尾が3着に入線した。
【飯塚オートG1ダイヤモンドレース・優勝戦】
2連単1-2 3,000円(12番人気)
3連単1-2-5 13,910円(52番人気)
優勝/小林瑞季(川口32期)
競走車名:ココロオドル
ランク:S24
競走タイム:3.392
今節成績:2着・4着・3着・2着・1着
次走出場予定:山陽ミッドナイト(9月1日〜3日)
自分が前を走っている分、行かれたあとも、態勢を立て直して、やり返すタイミングがあったので。車が良かったですね。
まさか優勝できると思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです。
(8周回は)必死だったので、よく覚えていないです。ゴール線を切ってからも、あれ俺が優勝したなのかな?と思うほど一杯いっぱいでした。
ダイヤモンドレースも獲りたいタイトルの一つだったので、夢のよう。
(3回目のG1優勝は)最高です。