2024/06/25(火) 21:39
「第3回チャリロト杯×シーサイドプリンセス賞」F1(前検日)
明日(6月26日)に開幕する小松島競輪場のF1で、初のガールズケイリンが開催されます!
今回は4月オールガールズクラシックを制した児玉碧衣、6月パールカップを制した千葉の石井貴子と、今年のガールズケイリンのG1を制した2人が参戦! さらにパールカップでも健闘を見せた奥井迪、地元の藤原春陽ら注目メンバーがガールズケイリン開幕戦で激戦を繰り広げます。初開催で、どんなレースが展開されるのか、また選手の心境は? 前検日の模様をレポートします!
【小松島競輪F1(初日)6R=L級ガールズ予選1】
※12時46分発走予定
1/石井貴子(L1・千葉106期)
2/金田舞夏(L1・福岡124期)
3/佐伯智恵(L1・愛媛114期)
4/高尾貴美歌(L1・長崎116期)
5/永塚祐子(L1・神奈川118期)
6/三谷尚子(L1・愛媛122期)
7/奥井迪(L1・東京106期)
【小松島競輪F1(初日)7R=L級ガールズ予選1】
※13時15分発走予定
1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/神戸暖稀羽(L1・北海道124期)
3/渡口まりあ(L1・山口114期)
4/畠山ひすい(L1・北海道122期)
5/藤原春陽(L1・徳島122期)
6/橋本佳耶(L1・熊本114期)
7/松尾智佳(L1・愛媛102期)
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【小松島競輪F1(初日)6R=L級ガ予1】
「ぜひ、楽しんでください」
1番車:石井貴子(L1・千葉106期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
-まずはパールカップ優勝して、あらためて今の気持ちは。
石井「現実的にしか考えられないので、周りの見る目が変わりますが、自分自身は変われないし、変わらないので、変わらないことをしないといけないと思っています。そして、周りの人ほどその気分にいては(浸っては)いけないし、必要がないと思っています」
-近況好調が続いています、その要因をどのようにみていますか。
石井「自身では、あまりそのように評価をしていないです。自己評価が、車券購入に影響する訳ではないので、皆さんに開催を通して見てもらい、いいのか悪いのかをお任せしています。ただ、体調管理に気をつけて、本当に基本的なことをやろうと思いながら走っています。その日にすべき事をポイントを押さえてやり、反省しまたやる感じです。怪我して以降、「どこに向けてこれをやる」のような取り組み方をしていないので、少しずつできたのかできなかったのかを、できるだけ私情を挟まずにドライにやっています。いつも、「自分のできる範囲のことをちゃんとやりましたか」と自分に聞きながらやるようにしています。
-パールカップを終えて約2週間、どのように過ごしてきましたか。
石井「中11日の間に松戸競輪で優勝報告会がありましたが、もともとサマーナイトフェスティバルのPRイベントが入っていたものが優勝報告会になっただけで、予定通りでしたし、練習も普通通りできました」
-小松島競輪で初のガールズ開催ですが、徳島や小松島の印象はありますか。
石井「競走の時はそのことだけに集中しているのでできないことですが、昨年、チャリロトのイベント出演と宿舎を建てていただいたお礼を兼ねて市長にもご挨拶に伺いました。その時は、自転車を持たずに徳島に来られたので、本当に楽しかったです。美味しいものがたくさんあるし、バンクから海が見える。バンクも真っ青で、私の好きな色ですごく綺麗な印象です。阿波尾鶏の焼き鳥を食べたり、日本酒も美味しいし、鳴門金時も気になり、2kgくらい買って帰りました」
-指定練習でバンクを走った印象は?
石井「カントがないのかなと感じています。けっこう平らなイメージ。他の選手は、青いバンクは珍しいけど、微妙に照り返しがあって眩しいかなと言っていました。実際にレースで走ってみないと分からないですね」
-ファンに向けて一言お願いします。
石井「ずっと(小松島競輪に)通っているお客様にとってのホームバンクでガールズが走るのは初めてだと思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」
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【小松島競輪F1(初日)6R=L級ガ予1】
「ガールズの魅力を走りで伝えたい」
7番車:奥井迪(L1・東京106期)
-パールカップの後は、ここまでどのように過ごしてきましたか?
奥井「だいぶ体が疲れていたので、休んで、しっかり練習してこられました」
-パールカップ決勝は見応えのあるレースでした。開催を振り返ると?
奥井「正直、西日本地区にいたら予選をクリアできたか分からないくらい自力選手の層が厚かったし、レベルも高いと思いました。G1を先行で狙える実力ではなかったと思っていますが、お客さんの声援が後押しとなり波に乗れたと思っています。また、自力にこだわりがありますが、バックを取って終わりではなく、確定板に乗る、できれば1着を狙いたいと思います。レベルが上がりなかなか残れないので、戦術も考えないといけないですね」
-小松島競輪で初のガールズ、徳島、小松島にどんなイメージを持っていますか。
奥井「徳島県に来たことがなかったです。熊本競輪が再開し、小松島ではガールズケイリン初開催、新鮮で楽しみが増えますね」
-最後に意気込みをお願いします。
奥井「パールカップは、自分が続けてきた走りを応援してもらえて、自力にこだわるスタイルを続けていきたいと思わせてくれた大会だったので、小松島でもガールズ魅力を走りで伝えられたらと思います」
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【小松島競輪F1(初日)7R=L級ガ予1】
「完全優勝を目指して頑張ります」
1番車:児玉碧衣(L1・福岡108期)
-パールカップを振り返ってどうでしたか。
児玉「力を出し切れた3日間だったと思うのですが、予選、準決勝と力不足だったので、最終4コーナーからの踏み直しが強化ポイントなのかなと思いました」
-最終日は気持ちを切り替えて臨み、1着で締めくくりました。
児玉「西日本は自力選手が集まっていたので、強い風の中、後手を踏む可能性もあると思い早めの仕掛けでしたが、最終日は1着を狙いながら、上手く立ち回れたのかなと思います」
-パールカップから約2週間どのように過ごしましたか。
児玉「オールガールズクラシックが終わった時と同様に、自転車に乗らない時期を作り、ガールズケイリンフェスティバルにピークを持っていけるように調子を徐々に上げているところです」
-小松島競輪で初のガールズ、徳島、小松島にどんなイメージを持っていますか
児玉「イベントで2回来たことがありますが、走るのは初めて。イベントの時にバンクを通ってスタジオ入りした時に強風で『こんなに強いのか』と思った記憶があります。風が強いのは嫌ですね」
-地元の競輪ファンにどのような走りを見せたいですか。
児玉「初のガールズなので、1着を目指して盛り上げていきたいと思っています」
-最後に意気込みをお願いします。
児玉「小松島競輪にいいイメージを持って帰りたいので、完全優勝を目指して頑張ります。応援をよろしくお願いします」
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【小松島競輪F1(初日)7R=L級ガ予1】
「決勝進出を目指す」
5番車:藤原春陽(L1・徳島122期)
-小松島競輪でのガールズケイリンが始まります。
藤原「いよいよだなと思っています。他のガールズの誰よりも走ってきたバンクなので緊張しますが、走り方を知っているので勝ちたいです」
-前走からここまでの過ごし方、状態は?
藤原「練習もしっかりやってきました。2月高松の落車の影響もほぼないですし、最近、練習で強くなったと言われるので、以前より自信があります。高松で鎖骨を折ってから、このまま弱くなったら嫌だと思い、さらにやる気が出てきました」
-完成した宿舎の印象は?
藤原「すごく奇麗です。今までになかった女子専用の宿舎で、お風呂も自由に入れるし、洗濯機もたくさんあるので快適です」
-地元ファンにどんな走りを見せたいですか。
藤原「地元のファンをがっかりさせたくないので、自分の持ち味を出して、しっかり結果を残したいです。まずは目指せ、決勝進出です!」
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\小松島競輪F1注目選手・ピックアップ/
【小松島競輪F1(初日)12R=S級初特選】
※16時13分発走予定
1/竹内智彦(S1・宮城84期)
2/町田太我(S1・広島117期)
3/岡崎智哉(S1・大阪96期)
4/道場晃規(S1・静岡117期)
5/山田諒(S1・岐阜113期)
6/菊地岳仁(S1・長野117期)
7/松岡貴久(S1・熊本90期)
並び想定は、
6菊池-1竹内
2町田-7松岡
3岡崎(単騎)
4道場(単騎)
5山田(単騎)
【小松島競輪F1(初日)12R=S級初特選】
2番車:町田太我(S1・広島117期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
「調子はいいです。あとは展開次第ですね」
6番車:菊池岳仁(S1・長野117期)
「感触は悪くないのですが、(前走の弥彦)優勝できましたが展開が向いた感じだったと思います。ただ、最近、捲りが出ていなかったのですが、2日目に出せたのは自信になります。いろいろ考えながら頑張ります」
7番車:松岡貴久(S1・熊本90期)
「状態は、一時期ほどの良さはないですね。体調としては普通に走れていると思うのですが、G1などでは周りが強い感じがするし、力の差があります。トップスピードやシビアな競走スタイルが上位にはあるので、どれだけ甘い競走を減らしていけるかです。頑張ります」(P-Navi編集部)