2024/06/13(木) 16:13
6月12日、岸和田競輪場で開催中の「第75回高松宮記念杯競輪G1」(2日目)第2レース(S級西日本一次予選1)において、浅井康太(三重90期)が1着でゴール。通算500勝のメモリアル勝利を飾った。通算500勝は2024年6月3日の北津留翼(福岡90期)以来、通算57人目(男子選手では53人目)の記録達成となった。
【浅井康太選手のレース後コメント】
-500勝の率直な気分は?
浅井「ありがとうございます。少し体調面も良くなかったのですが、しっかりここに向けてというところで、考えながら走れたということと、やっぱりあと1勝がちょっとプレッシャーにもなったし、勝たないといけないという無駄な意識も増えたのかなというところがあったので。これを機に、しっかりと一戦、一戦を戦っていきたいなと思っています」
-武雄記念でリーチをかけて前橋記念もありました。
浅井「ダービーで落車してしまったので、脚がほとんど動かない状態でした。ここに向けて肋骨も治ってきたところを考えると、少しずつトレーニングもできたので、良くなっていったのかなという感じはあります」
-初日で決めたやろうという感覚でしたか?
浅井「そうですね。このメンバーを見たら先行選手は藤井(侑吾)君なので。しっかりと勝ち切ることを考えて走りました」
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【高松宮記念杯G1・2日目2R=S級西予1】
1/浅井康太(S1・三重90期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/松岡貴久(S1・熊本90期)
4/山口富生(S1・岐阜68期)
5/小倉竜二(S1・徳島77期)
6/野田源一(S1・福岡81期)
7/藤井侑吾(S2・愛知115期)
8/香川雄介(S1・香川76期)
9/伊藤旭(S1・熊本117期)
【レース経過】
誘導以下、9伊藤-3松岡、6野田、7藤井-1浅井-4山口、2清水-5小倉-8香川で周回。まず清水が藤井の横まで上昇して赤板を通過。清水は打鐘前に踏んで、打鐘後3コーナーで伊藤をおさえると、伊藤は番手で粘り、番手を奪取する。打鐘後2センター付近から藤井がスパートすると、先行する清水を最終2コーナーで捕えて先手を奪う。藤井には浅井が続き、3番手を清水が狙うが、山口がキープ。番手絶好となった浅井は、直線で藤井を差し切り1着。2着に藤井、3着に山口で中部ラインの上位独占が決まった。
2車単1-7 760円(4番人気)
3連単1-7-4 2,300円(8番人気)
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【浅井康太選手プロフィール】
あさい・こうた
三重90期、S級1班
生年月日:1984年6月22日(39歳)
デビュー:2005年7月8日松阪競輪場
初勝利:2005年7月17日富山競輪場
初優勝:2006年3月13日四日市競輪場
通算成績:1着500回、2着262回、3着150回(1518走中)
通算優勝数:76回(GPを2度、G1を3度制覇)
G3(4日制)優勝回数は34回で歴代最多
2009年11月15日、防府で通算100勝達成
2014年5月29日、川崎で通算200勝達成
2017年3月27日、松阪で通算300勝達成
2020年12月4日、別府で通算400勝達成
◆主な優勝歴
競輪祭G1(小倉)2018年11月20日
KEIRINグランプリ(平塚)2017年12月30日
サマーナイトフェスティバルG2(川崎)2016年7月16日
KEIRINグランプリ(京王閣)2015年12月30日
オールスター競輪G1(岐阜)2011年8月31日
寛仁親王牌G1(弥彦)2011年6月30日
※6月13日現在
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【500勝達成選手一覧(1994年表彰規程改正後以降)】
選手名 府県 登録日から 達成年月日 達成場 達成年齢
1※滝澤正光(千葉43期)12年7ヶ月25日 1995年11月26日(小倉)35歳
2 神山雄一郎(栃木61期)12年1ヶ月6日 2000年5月7日(平塚)32歳
3※吉岡稔真(福岡65期)13年6ヶ月15日 2003年9月20日(一宮)33歳
4※星野嘉寛(三重49期)22年8ヶ月27日 2005年12月28日(奈良 )43歳
5※鈴木誠(千葉55期)20年1ヶ月18日 2005年5月19日(西武園)40歳
6※青木啓晃(大阪52期)24年3ヶ月26日 2007年11月27日(向日町)46歳
7※山田裕仁(岐阜61期)20年2ヶ月18日 2008年6月19日(宇都宮)40歳
8※坂本勉(青森57期)22年3ヶ月10日 2008年7月11日(青森)45歳
9※小松正典(高知57期)22年6ヶ月5日 2008年10月6日(高松)41歳
10 小嶋敬二(石川74期)14年10ヶ月29日 2009年5月30日(小倉)39歳
11※野口悦宏(熊本52期)26年8ヶ月23日 2010年4月24日(大垣)46歳
12※丸山敏浩(埼玉54期)25年9ヶ月20日 2010年5月21日(立川)45歳
13※三浦世二(東京44期)27年1ヶ月29日 2010年5月30日(青森)52歳
14※本田晴美(岡山51期)29年6ヶ月11日 2012年10月12日(玉野)48歳
15※近藤幸徳(愛知52期)29年3ヶ月10日 2012年11月11日(奈良)49歳
16※古見浩一郎(山口52期)29年10ヶ月17日 2013年6月18日(松阪)49歳
17※村上義弘(京都73期)19年5ヶ月29日 2013年9月3日(岐阜)39歳
18 黒木誠一(兵庫60期)26年1ヶ月4日 2013年9月5日(立川)45歳
19※宮本忠典(山口55期)28年5ヶ月20日 2013年9月21日(防府)48歳
20※濵口高彰(岐阜59期)26年7ヶ月3日 2013年11月4日(大垣)45歳
21※松田孝志(愛媛55期)29年7ヶ月28日 2014年11月29日(大垣)49歳
22※後閑信一(東京65期)24年10ヶ月1日 2015年1月6日(立川)44歳
23 高谷雅彦(青森67期)23年11ヶ月21日 2015年2月26日(伊東)43歳
24※山田稔(愛知56期)29年8ヶ月18日 2015年4月19日(向日町)49歳
25※有坂直樹(秋田64期)25年11ヶ月3日 2015年6月4日(西武園)45歳
26※小島壽昭(神奈川52期)32年9ヶ月7日 2016年5月8日(立川)53歳
27 増成富夫(岡山66期)26年3ヶ月13日 2016年10月14日(岐阜)46歳
28 志智俊夫(岐阜70期)25年0ヶ月25日 2017年7月26日(宇都宮)44歳
29 金子貴志(愛知75期)23年6ヶ月12日 2018年9月17日(高知)43歳
30 澤田義和(兵庫69期)27年0ヶ月15日 2019年3月20日(小田原)46歳
31 加倉正義(福岡68期)27年9ヶ月9日 2019年4月10日(小倉)47歳
32 高木隆弘(神奈川64期)29年11ヶ月26日 2019年7月21日(大垣)50歳
33 倉岡慎太郎(熊本59期)32年2ヶ月26日 2019年7月28日(青森)51歳
34 伏見俊昭(福島75期)24年10ヶ月19日 2020年1月24日(いわき平)43歳
35 重一徳(鹿児島57期)34年1ヶ月13日 2020年5月14日(小倉)56歳
36※田村英輝(徳島78期)24年3ヶ月25日 2020年10月16日(佐世保)45歳
37 稲垣裕之(京都86期)19年9ヶ月16日 2021年3月17日(大宮)43歳
38※梅澤謙芝(三重57期)35年9ヶ月13日 2022年1月14日(四日市)55歳
39 伊藤正樹(愛知71期)29年0ヶ月18日 2022年3月23日(岸和田)49歳
40 石井寛子(東京104期)9年1ヶ月28日 2022年6月7日(小田原)36歳
41 新田康仁(静岡74期)27年11ヶ月22日 2022年6月23日(函館)48歳
42 荒井崇博(佐賀82期)23年7ヶ月17日 2022年9月18日(名古屋)44歳
43 山内卓也(愛知77期)26年9ヶ月9日 2022年12月14日(豊橋)45歳
44 吉田敏洋(愛知85期)22年7ヶ月1日 2023年1月2日(岸和田)43歳
45 奥井迪(東京106期)8年11ヶ月29日 2023年3月20日(前橋)41歳
46 山原さくら(高知104期)10年0ヶ月10日 2023年4月20日(前橋)30歳
47 中川誠一郎(熊本85期)22年10ヶ月28日 2023年4月29日(久留米)43歳
48 川村晃司(京都85期)22年10ヶ月28日 2023年4月29日(静岡)46歳
49 岡部芳幸(福島66期)32年11ヶ月17日 2023年6月18日(平塚)52歳
50 児玉碧衣(福岡108期)8年2ヶ月15日 2023年7月16日(函館)28歳
51 西浦仙哉(三重73期)29年4ヶ月16日 2023年7月21日(立川)49歳
52 坂上樹大(石川80期)26年5ヶ月12日 2023年12月8日(岸和田)45歳
53 原田研太朗(徳島98期)13年8ヶ月27日 2024年1月28日(名古屋)33歳
54 平原康多(埼玉87期)21年9ヶ月0日 2024年3月1日(玉野)41歳
55 富永益生(愛知66期)33年10ヶ月11日 2024年5月12日(富山)53歳
56 北津留翼(福岡90期)19年1ヶ月2日 2024年6月3日(玉野)39歳
※マークは引退選手(P-Navi編集部)