【平塚記念G3】郡司浩平が湘南ダービー初V!

2021/10/04(月) 19:52

【平塚記念G3】郡司浩平が湘南ダービー初V!

2021年10月4日

平塚記念G3(最終日)
開設71周年記念「湘南ダービー」

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、開催中止となった「湘南ダービー」。今年は5000人の入場制限をし、10月1日より有観客で開催された。台風の影響で2日目が翌日に順延されたものの、ファンの歓声がこだまする中で、熱戦が展開。決勝にはタイトルホルダー6名をはじめ、実力者が顔を揃え、スリリングなレースがファンを沸かせた。

3日目のレポートはこちら

【最終日・12R=S級決勝】
1/郡司浩平(SS・神奈川99期)
2/新田祐大(SS・福島90期)
3/清水裕友(SS・山口105期)
4/小松崎大地(S1・福島99期)
5/稲川翔(S1・大阪90期)
6/松坂洋平(S1・神奈川89期)
7/小倉竜二(S1・徳島77期)
8/野田源一(S1・福岡81期)
9/古性優作(S1・大阪100期)

【レース展開】


強烈な捲りで1・郡司が平塚記念を初優勝

誘導以下、2新田-4小松崎、1郡司-6松坂、3清水-7小倉、9古性-5稲川、8野田で周回を重ねる。まず古性が動いて、赤板で新田をおさえると、清水も上昇して赤板2コーナーで古性をかわして先頭に立つ。打鐘では5番手に単騎の野田、6番手に郡司、新田は引いて8番手となる。先頭に立った清水はそのまま踏み込んで、レースの主導権を握っていく。最終2コーナー過ぎから8番手の新田が捲りを打つが、中団から郡司も合わせて捲り発進。直線に向くと、清水マークの小倉、その後位から古性も抜け出してくるが、両者を郡司が一気に捲り追い込んで優勝ゴール。2着に古性、3着に小倉が入線した。

【平塚記念G3・S級決勝結果】
2車単1-9 1,100円(1番人気)
3連単1-9-7 11,230円(29番人気)
決まり手:捲り-差し


優勝/郡司浩平(SS・神奈川99期)
今回成績/特2着・二2着・準1着・決1着
次走出場予定/弥彦・寛仁親王牌G1(10月21日~24日)

ここ10年、神奈川から優勝者が出ていなかったですし、自分が南関東を引っ張っていかないといけないという責任感を持って走りました。
新田さんのカマシだけ警戒して、あとはどこで仕掛けるか。最低限の位置でしたが、新田さんに早目に巻き返されてしまうと、最悪の位置になってしまうので、そこは対応しようと思っていました。でも2コーナーでバック踏んでしまったので、そこだけは流れを殺してしまいましたね。ただ、前もかなりかかってしました。古性が仕掛けられないくらいですから。新田さんも来ていて、一番出ないコーナーで仕掛けたので苦しかったですが、直線では、自然と自転車が伸びた感覚がありました。
自分だけの仕掛けになってしまいましたが、結果が出せたことは良かったです。ホームの川崎も、小田原も勝って、ここだけ毎年悔しい思いをしてきたので。その思いを晴らせて良かったです。
次につながると思いますし、もっと上を目指したい。まだまだレースもありますので、練習して、年末のグランプリに向けて頑張りたいと思います。

→競輪ルーキーシリーズ2021プラスのレポートは2ページ目をご覧ください。

【最終日・6R=競輪ルーキーシリーズ2021プラス】

【最終日・6R】
1/金田涼馬(A3・神奈川119期)
2/山根将太(A2・岡山119期)
3/桑名僚也(A3・埼玉119期)
4/田川翔琉(A3・熊本119期)
5/新村 穣(A2・神奈川119期)
6/大槇大介(A3・岡山119期)
7/志田龍星(A2・岐阜119期)

【レース展開】

打鐘で先行態勢に入りペースをあげる2・山根


最終1コーナー過ぎ、後方6番手から捲りを放つ7・志田


4コーナーで前団を捕らえ1着でゴールする7・志田

誘導以下、1金田—5新村、2山根—6大槇、3桑名、7志田、4田川で隊列が整う。赤板過ぎ、ペースを緩め神奈川ラインとの車間を空けた山根は、打鐘をめがけて一気にスパートすると神奈川2車を叩いて先頭へ躍り出て先行。最終ホームストレッチを山根ラインと金田ラインが入れ替わった状態の一本棒で通過すると、1コーナー過ぎに6番手から志田が踏み出しモーチャージをかける。あっという間に中団まで進むと、勢いをそのままに山根をも捉え1着でゴール。2着は3番手にいた金田が空いたコースから追い込むと、3着は終始志田の後ろからレースを運だ田川となった。

【ルーキーシリーズ2021プラス・結果】
2車単7-1 2,050円(9番人気)
3連単7-1-4 14,590円(54番人気)
決まり手:捲り-差し


1着/志田龍星(A2・岐阜119期)
次走出場予定/宇都宮F2(10月8日~10日)

車番が悪かったので、(初手は)後ろだろうなとは思っていました。ほとんど先行一車みたいな感じだったので、山根が行って、誰が捲るかという感じでした。誰かが行く前に、できるだけ前に行って、4コーナーで出られたので良かったと思います。踏み出しは、あまり良くなかったですが、コーナーで回して粘れば、4コーナーの下りで出られるかなと思っていました。これからは、できるだけ早くS級に上がるのが、一番の理想です。甘くはないですけど、頑張りたいと思います。


2着/金田涼馬(A3・神奈川119期)


3着/田川翔琉(A3・熊本119期)(P-Navi編集部)

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