【寛仁親王牌G1】(最終日)レポート

2019/10/15(火) 18:57

【寛仁親王牌G1】(最終日)レポート

2019年10月15日

前橋G1(最終日)寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

【12R=S級決勝】

1/三谷竜生(SS・奈良101期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/木暮安由(S1・群馬92期)
4/和田健太郎(S1・千葉87期)
5/村上博幸(SS・京都86期)
6/小松崎大地(S1・福島99期)
7/中川誠一郎(S1・熊本85期)
8/園田匠(S1・福岡87期)
9/浅井康太(SS・三重90期)

まず号砲で真っ先に和田が飛び出す。

小松崎ー和田の前受け、1周回半で並びは整う。

64・15・3・278・9の細切れ戦。

青板BS手前から清水が上昇。

そして、赤板でスローペースながら清水が小松崎を抑える形で外並走。

清水の後ろの中川ー園田も小松崎ー和田にフタをする。

そして、スピードが緩んだところで8番手から三谷が村上を引き連れ、カマシたところで打鐘となる。

三谷の主導権で残り1周回。

清水が3番手の位置を確保したが、後続の中川ー園田の間に小松崎ー和田が入った。

最終BS手前、6番手の位置から浅井が捲っていく。
だが、依然として三谷が逃げる形。

最後の直線勝負、三谷を追走した村上が満を持して抜け出した。
横一線の争いを村上が制して、2014年2月の全日本選抜競輪(高松)以来、通算3度目のG1制覇を果たす。

2着には逃げ粘った三谷、3着は近畿ラインを追走したものの及ばなかった清水。

優勝/村上博幸(SS・京都86期)
333mバンク(前橋は335mバンク)なので、3周目からレースが動き出す。
そういう意味では作戦通りにできた、竜生は逃げてくれたおかげ。
ゴールした瞬間は久々に確信が持てた。
開催に入ってから自分なりにバンク特性を掴んだ。
それをレースの中で出すことができたのも今日の勝因じゃないかと。
振り返っても冷静に走れてたなと。
自分の力がピークの時に今のように冷静に走れていれば(苦笑)。
スピード競輪になってきて、練習方法も模索。
自分は身体も小さいし、ケガも多いので。
まぁ、スピードもパワーも衰えてきているんですけど、これまでのキャリアとテクニックでカバー。
グランプリは一つの目標であるし、来年もSSとして走れるのは嬉しい。
だけど、また、プレッシャーを感じながら走るのかという不安も。
でも、これからも目標を持って、練習していきたい。
練習は嘘をつかないですから。
仲間と家族にも感謝です。
特に自分は暴飲暴食してしまうこともあったので、そういう部分でも家族のサポートが大きかった。

(P-Navi編集部)

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