取手G3(最終日)レポート

2018/11/13(火) 21:30

取手G3(最終日)レポート

2018年11月13日 取手G3(4日目)水戸黄門賞

【12R=S級決勝】

1/吉澤純平(S1・茨城101期)
2/山崎賢人(S2・長崎111期)
3/五十嵐力(S1・神奈川87期)
4/吉田敏洋(S1・愛知85期)
5/山中秀将(S1・千葉95期)
6/林巨人(S1・愛知91期)
7/和田健太郎(S1・千葉87期)
8/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
9/山崎芳仁(S1・福島88期)

号砲から1周回半で並びは落ち着く。
46・57・183・2・9の細切れ戦。

赤板突入前から吉澤が前へ、それに山中も併せる。

しかし、吉澤が抑えて主導権。
打鐘を迎え、183、57千葉コンビの外に単騎の山崎賢と山崎芳、46

地元記念連覇を狙う吉澤の先行態勢で最終周回。
だが、最終第2コーナーから山崎賢が捲りを放つ。

BS過ぎでの松谷のブロックもかわして、第2センターで完全に出切った。
そして、後続を大きく引き離して、山崎賢が真っ先にゴールラインへ飛び込む。

2着は吉澤の番手・松谷、3着は中を突っ込んできた山中。

デビューから約1年3ヶ月、山崎賢は記念競輪初V。
(111期では和歌山・南潤に続いて2人目)

今開催、一次予選からオール1着の完全優勝で決めた。

優勝/山崎賢人(S2・長崎111期)
後ろに置かれるのは大丈夫だったんですけど、牽制とかキツかったですね。
踏み出した感触でいけると思いました。
先にいくだけじゃなくて、粘れるところも見せられて良かった。
完全優勝、記念初優勝という結果は嬉しいです。
でも、内容が……ラインで決まってないし、自分の仕掛けも遅いのは課題。
競輪祭に向けて弾みがついたので頑張りたい。
当然、G1やG2も狙いたいですけど、まずは自分の役割をシッカリやる。
ラインで決められるようにしたいですね。

【6R=S級企画レース・KEIRIN EVOLUTION】

1/中川誠一郎(S1・熊本85期)
2/櫻井正孝(S1・宮城100期)
3/長尾拳太(S2・岐阜103期)
4/金澤竜二(S2・福島91期)
5/恩田淳平(S2・群馬100期)
6/成松春樹(S2・佐賀93期)
7/中西大(S1・和歌山107期)

隊列はすぐに整い、5 ・1・2・3・4・6・7でレースは進む。

赤板に入り、6番手の成松が上昇。
それに併せて、7番手の中西も前へ踏む。
打鐘から先行力のある中西が飛び出し、金澤が追走。

最終周回、1度は5番手まで引いていた中川もペースアップ。
恩田はその中川の動きに乗り、恩田には櫻井がつく。

第2コーナーから一気に加速した中川がBSで捲り切る。
恩田も中川から離れない。
最後の直線勝負、恩田が差し込んできたが、中川がかわし切って1着。
2着に恩田、3着は櫻井となった。

1着/中川誠一郎(S1・熊本85期)
ギリギリでしたね(苦笑)。
最後はかわされた雰囲気があったんですけど。
ディスクホイールだったんで何とか粘れたという感じ。
前の方にいれば捲れるかなと、思っていた。
プレッシャー(圧倒的な一番人気)と言うか、一か八かの1着狙いはできなかった。
確実に1着の方向、中西君が先行するのは分かってたんで、(中西が)強いんでね。
疲れは残っているけど、今日も競輪祭に向けての練習の一環で走った。
競輪祭にシッカリ合わせていきます。

(P-Navi編集部)

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