向日町G3(最終日)レポート

2018/09/25(火) 23:55

向日町G3(最終日)レポート

2018年9月25日

向日町G3平安賞(最終日)

【12R=S級決勝】

1/村上博幸(S1・京都86期)
2/岩津裕介(S1・岡山87期)
3/齊藤竜也(S1・神奈川73期)
4/杉森輝大(S1・茨城103期)
5/清水裕友(S1・山口105期)
6/金子哲大(S1・埼玉95期)
7/山田久徳(S1・京都93期)
8/藤木裕(S2・京都89期)
9/三谷竜生(SS・奈良101期)

9781・52・643でレースは進む。

青板の残り半周、最後方からまずは金子が上昇。

それに併せて、清水も前へ。
近畿4車ラインは1度、引いた形となる。

打鐘前、金子が飛び出したが、三谷が打鐘と共に一気にスパート。

近畿ラインが主導権を握って最終周回。

最終第2コーナー過ぎで三谷の番手・山田が早目の番手捲り。
最終BSから清水も捲くりを放つが、これを山田の後ろの藤木が捌く。

そして、地元・京都勢3車が抜け出し、最後の直線勝負。

外から藤木が力強く伸びて1着。
2着には藤木マークの村上、3着は清水の後方で脚を溜めた岩津。

藤木は武雄記念(2013年)以来、5年6ヶ月ぶり、3回目の記念競輪優勝。
ケガで苦しんだ後の地元記念優勝で溢れ出る涙を止めることはできなかった。

優勝/藤木裕(S2・京都89期)
ホンマにラインのおかげやと思っています。
これまで博幸さんに育てていただいて、普段の練習でも久徳にサポートして貰っていた。
ヘルニア(頚椎)で2年くらい成績も落ちていたし、正直、気持ちも腐っていました。
せやけど、何で治ったんかよく分からんのですけど、首も動くようになった。
もう1度!という気持ちになったんは博幸さんと久徳さんの存在が大きい。
ここ、大事なところなんでちゃんと書いておいて下さいね。
博幸さんと久徳と決勝に乗れて、自分が優勝できるなんて信じられへん、ホンマに嬉しいです。
これまでの記念優勝は自分が強くなる過程で獲れていた。
今回の地元記念優勝は意味が大きく違います。
来年になってしまうと思うんですけど、また、G1で活躍できるように頑張りたいです。

表彰式後、藤木は「夢やったんです。写真や動画も大丈夫です」と。
応援に駆け付けた愛娘の左・陽彩ちゃんと右・杏奈ちゃん(双子)を抱き上げた。

【6R=S級企画レース・ブロックセブン】

1/佐野梅一(S2・京都78期)
2/郡司浩平(S1・神奈川99期)
3/松浦悠士(S1・広島98期)
4/志村大賀(S1・山梨90期)
5/新井秀明(S2・熊本85期)
6/開坂秀明(S2・青森79期)
7/吉田敏洋(S1・愛知85期)

246・35・71の並びで落ち着く。

赤版周回に入る前、後方からまずは吉田が上昇。

中団から松浦も新井を引き連れて前へ。

そして、打鐘で一気に松浦がスパート。

松浦の主導権で残り1周回。
しかし、1度、後ろに引いた形の郡司も猛追する。

第2コーナー過ぎ、郡司が捲り切って、番手の志村も続く。

BSを過ぎ、志村も外から松浦をかわす。

そのまま郡司が押し切って1着。
2着に志村、3着には松浦の番手・新井が飛び込んだ。

1着/郡司浩平(S1・神奈川99期)
先輩2人が後ろを固めてくれたので、僕が仕掛けやすい形になりました。
組み立てはどこからでも良かったんですけど、1回、後ろに引いてもチャンスはあると思ってました。
必死だったんで後ろはどうなっているか分からなかった。
だけど、1着が獲れて本当に良かったです。
最近は好調をキープできている。
今年はG1が残り2回、それに向けてシッカリやりたいです。


志村「マジで強いよ。特別競輪、獲ってね。俺が自信なくなっちゃうからさ」

(P-Navi編集部)

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