日本選手権競輪G1(最終日)レポート

2018/05/06(日) 19:05

日本選手権競輪G1(最終日)レポート

2018年5月6日

平塚G1(最終日)日本選手権競輪

【11R=S級決勝】

1/浅井康太(SS・三重90期)
2/新田祐大(SS・福島90期)
3/脇本雄太(S1・福井94期)
4/和田健太郎(S1・千葉87期)
5/村上博幸(S1・京都86期)
6/山中秀将(S1・千葉95期)
7/三谷竜生(S1・奈良101期)
8/香川雄介(S1・香川76期)
9/村上義弘(S1・京都73期)

ダービー王を懸けたレースは号砲と共に、まず浅井が積極的に前へ飛び出した。
1周回半程で18・2・64・3795の隊列は整い、レースは静かに進んでいく。

赤板周回に入り、最後団から近畿勢がジワジワ前へ。

そして、打鐘で脇本が一気に踏み込んで、近畿4車ラインが主導権。

近畿4車が完全に出切って、最終周回を迎える。
後続との差は全く縮まらない。
そして、近畿4車はほぼ一本棒で、最終第4コーナーを回っての直線勝負。
2番手・三谷が満を持しての差し込みで1着。
2着は村上義、3着には脇本が粘り残って、4着が村上博。
近畿4車は戦前評以上のブッチ切りの強さで上位を独占。
三谷は史上7人目となる日本選手権競輪2連覇、栄えあるダービー王の称号を今年も掴んだ。
普段はポーカーフェイスをなかなか崩さない三谷。
だが、今日はカメラマンたちのリクエストにも優しい笑顔で応えてくれた。


レースの主導権を握った脇本の走りを労う村上義


三谷の連覇を祝福する村上博

優勝/三谷竜生(SS・奈良101期)
昨年は単騎、初めてのタイトルで嬉しかった。
今年は近畿ラインの絆で連覇できたのが嬉しいです。
最初から優勝を狙っていた。
そうですね、今日は脇本君がとにかく強かった。
バック(最終)で後ろを確認した。
近畿で決められると思ったので、直線勝負だと全力で踏みました。
ゴール線で1着だというのは分かりました。
昨年はダービーを獲った後、落車によるケガで苦しんだ。
今年はケガもなく、練習をちゃんとできてるから結果が出ているんじゃないかなと。
練習内容は特別に変えたりしてないですね。
昨年のグランプリは参加しただけで終わってしまった感、悔しい気持ちしかない。
今年はその分を取り返したいです。
そうですね、まだシーズンの半分以上が残ってるので。
これからも一戦、一戦をシッカリ戦っていきます。

(P-Navi編集部)

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