2018/03/26(月) 18:33
日本競輪学校第113回生(男子)、及び第114回生(女子)生徒卒業式
日本競輪学校(校長=滝澤正光)は3/22〜23に伊東温泉競輪場にて卒業記念レースを実施。
そして、3/24に静岡県伊豆市の日本競輪学校講堂で第113回(男子)、及び第114回(女子)の生徒卒業式を行った。
卒業生は第113回生(68名)、第114回生(21名)の計89名。
列席者は卒業生のご家族の方々206名をはじめ、来賓として小野達也(伊東市市長)、小野登志子(伊豆の国市市長)、本多伸治(伊豆市副市長)、塩手能景(経済産業省製造産業局社長室長)、三井隆司(全国競輪施工者協議会理事長)、佐久間重光(日本競輪選手会理事長)、笹部俊雄(JKA会長)が出席した。
滝澤校長から卒業証書が手渡され、学業優秀・技能優秀・記録賞・皆勤賞・功労賞・国際賞・ゴールデンキャップ賞生徒の表彰へ。
そして、卒業生を代表して第113回生・曽我圭佑生徒と第114回生・寺井えりかの両生徒会長が答辞を述べて閉式。
また、閉式後には2017-2018UCIワールドカップ第4戦男子ケイリンで金メダルを獲得した脇本雄太(福井94期)選手、及び2018UCIトラック世界選手権大会男子ケイリンで銀メダルを獲得した
河端朋之(岡山95期)選手の顕彰セレモニーも執り行われた。
この度、卒業した第113回生と第114回生は共に5/1に選手登録となり、7月から全国の競輪場へ斡旋されてデビューする予定。
第113回
第114回
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第113回生・黒沢征治生徒(埼玉26歳)
卒業式が終わって寂しい半分、嬉しさ半分。
自分はちょっと年齢が上なので、年下の生徒たちと楽しい時間を過ごせた、楽しかったので。
同じ目線でした、おかげで気持ち的に若返ったような気がします。
厳しいは厳しいところでしたけど、楽しいが上回った約1年。
結果だけ見れば、実力も付いたと思ってます。
卒業記念レース(決勝4着)は先行という自分の持ち味は出せた。
予想していた展開になったんですけど、表彰台に乗った3人は近いようで遠かった。
とても悔しい想いをしたので、デビューまでシッカリ練習したいです。
学校ではどれだけ先行して逃げ切れるかということを意識していた。
だけど、これからは車券の対象にもなるのでファンの期待に応えられる、勝ちにこだわる選手を目指します。
第114回生・日野未来生徒(奈良25歳)
無事に卒業できたこと、資格検定に合格したことは安心しました。
ただ、まだ通過点なので安心している場合じゃない、デビュー戦に備えてシッカリ練習したいです。
7月はアッという間にくると思うので、学校で見付けた欠点を師匠(佐藤成人/奈良71期)と一緒に克服します。
記録は出せたけど、競争の組み立てが巧くいかないことが多かった。
レースもイッパイ観て、研究して、その成果をレースで出すことができるように。
これまでは自分は自分のことをやればいいと思ってました。
でも、運動経験がない私は知識も経験もない。
大事な記録会などの前にどうやって準備していいか分からなかったんです。
そこで周囲を見ることができるようになった、他の生徒は何かしら運動をしていた経験もある。
アスリートとしての生活とか本当に勉強になりました。
そういう部分で学ぶことができた、この約1年で少しは成長できたかなって、思ってます。
デビュー後は打鐘から1周半を力強く逃げ切れる、そういう選手になりたいです。(P-Navi編集部)