奈良G3(最終日)レポート

2018/02/25(日) 23:50

奈良G3(最終日)レポート

2018年2月25日

奈良G3(最終日)春日賞争覇戦

【12R=S級決勝】

1/三谷竜生(SS・奈良101期)
2/早坂秀悟(S1・宮城90期)
3/武田豊樹(SS・茨城88期)
4/河野通孝(S1・茨城88期)
5/三谷将太(S1・奈良92期)
6/竹内智彦(S1・宮城84期)
7/香川雄介(S1・香川76期)
8/永井清史(S1・岐阜88期)
9/稲垣裕之(S1・京都86期)

スタートで勢い良く早坂が飛び出した。
26・159・34・87の四分戦となる。

まずは青板周回に入って、すぐに武田が動く。

それに合わせて三谷竜を頭にした近畿ラインも上昇する。

目まぐるしい展開となり、BSで永井と香川が先行。
87・34・159・26の一本棒となって赤板周回へ。

赤板となって最後位から早坂が猛スパート。
この力勝負、打鐘のタイミングで早坂が永井を叩き切った。
ラスト1周を残して、武田が満を持して前へ踏む。
だが、三谷竜も第1コーナーから武田との距離を詰める。
そして、一気に加速して、最終BSで早坂も武田も捲り切る。
三谷竜の後ろを三谷将と稲垣もシッカリ追走。

第4コーナーを回り、完全に近畿ラインが抜け出た形。

3人の直線勝負は三谷竜が押し切って1着。
2月1週目の高松G3に続き、今年、2回目の記念競輪優勝を飾った。
2着には兄・三谷将、3着は稲垣で、近畿ラインのお見事なワンツースリー・フィニッシュ。

ゴール後、感極まったのか?
三谷竜は涙ぐみ、その顔を隠すように下を向く。

しかし、兄と稲垣の祝福を受け、地元の観客の声援に応えた。

表彰式には兄も駆け付けて、ツーショットのフォトセッションに。

優勝/三谷竜生(SS・奈良101期)
SSになって初めての地元記念、優勝しようと思って練習してきた。
それで兄弟揃って、ワンツーを決められて本当に嬉しいです。
みんな強いので、ひとまずレースを動かしてからと思ってました。
武田さんとの勝負はガムシャラに踏んだだけです。
兄弟で連携することはなかなかないんですけど。
これからシッカリ連携して、G1の決勝でワンツー決めれるようにしたいです。

【9R=S級企画レース・ブロックセブン】

1/栗山俊介(S2・奈良103期)
2/武田憲祐(S1・神奈川93期)
3/森山智徳(S2・熊本98期)
4/新山響平(S1・青森107期)
5/島野浩司(S2・愛知62期)
6/幸田光博(S2・栃木67期)
7/橋本強(S1・愛媛89期)

号砲と同時に、積極的に新山が前へ。
隊列も早々に落ち着き、42・37・15・6の並び。
青板の第1センター辺りから5番手から栗山が上がる。
新山は栗山との叩き合いを避けたのか、1度、引いた形を取った。

赤板周回突入で、15・6・37・42の並びのまま打鐘。
残り1周で3番手から森山がスパート。

そして、第2コーナーを過ぎて、直線に入ってから新山が追い上げる。
第2センター過ぎで捲り切り、新山の番手・武田も追走。
そのまま新山が真っ先にゴールラインを駆け抜けて1着。
続いて武田が2着で、外から橋本が伸びて3着となった。

1着/新山響平(S1・青森107期)
勝つことはできたんですけど、反省点が多いレースでした。
前を取らされる展開になるだろうから、それなら自分から取ってやろうと。
もっと早く仕掛けたかったけど、様子を見てしまった。
今、調子が悪い原因ですね。
でも、勝てたことは素直に良かったです。

(P-Navi編集部)

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